「二世帯住宅」40年とこれから

家事サポート、孫共育、介護サポート、経済面。二世帯同居はメリットがいっぱい

かつては同居することが当たり前でしたが、いまではそれぞれがお互いのメリットを求めて積極的に同居する時代になりました。ここでは見直されている同居の良さを、実際のお客様の生の声を交えて紹介します。

同居のメリット1:日常生活での協力

日常生活での協力

 

① 家事を頼める

どちらかの世帯が不在の時、相手世帯に日常的な家事の協力をお願いできます。

② 孫共育ができる

共働きが増えている昨今、子供の保育園の送迎や学校から帰宅した時に親世帯で預かってもらえることは大きなサポートになります。また、親世帯も共に孫を育てる「孫共育」は礼儀正しく、お年寄りに優しい子に育つなど、孫に良い影響を与えることが解っています。

③ 加齢期の生活をサポート

訪問介護にシフトしている現在では、自立してくらしたいという方は多いのですが、いざ介護が必要となったら近くに親族がいることで大きな安心感が得られます。

入居者の声

同居のメリット2:何かあったら協力

何かあったら協力

① 急な雨降りや留守の時助かる

雨の時に洗濯物を取り込んでおく、宅配便を受け取るなど別居では難しいことも協力し合うことができます。

② 病気のときに心強い

急病になったときにすぐ近くに親族がいてくれればこんなに心強いことはありません。 入院した場合でも家族の誰かが交替で病人の世話をすることができますし、家に残っている家族の世話も頼めます。

③ 安心して旅行や帰省などができる

定年を迎えたらゆっくり旅行を楽しみたい、夏休みは家族旅行がしたい…そんな時、相手世帯にペットの世話や留守を頼んで安心して出かけられます。また、二世帯住宅はお互いに見守りあうことや間取りの構成が単純ではないため泥棒被害にあいにくい家で、侵入被害の調査からは被害にあう確率が単世帯の約半分となっています。

入居者の声

同居のメリット3:経済面

経済面

① 土地・資金を助け合える

二世帯住宅は、親世帯の土地に子世帯がローンを組んで建替えるケースが多く、親世帯にとっては少ない自己資金で済み子世帯にとっては土地購入が必要ありません。また、親世帯は通勤や買い物の便がいいところに土地を持っているケースが多く、資金的な余裕もあり優れた環境を作ることができます。

② 生活費の節減ができる

建物のメンテナンス費用の分担や、生活の重なりによる光熱費の削減ができます。ただし、費用の分担はきちんとルール化しておくことが大切です。

③ 税金が有利になる場合がある

住宅を建てるにあたっては様々な税金がかかりますが、二世帯住宅ならではの優遇措置があります。小規模なものは優遇される税があるので、ひとつの大きな家でなく、ふたつの住宅とみなされる世帯別の空間を持つ二世帯住宅が有利になる場合があります。 また、親子同居であれば相続税の評価で有利になり、相続時に住み続けやすくなります。

入居者の声

同居のメリット4:精神面

精神面

① そばにいる安心感がある

近くにいれば自然に元気な様子を感じ取ることができます。分離同居であっても週末に一緒に食事したり、気配を感じ取れる安心感はかけがえのないものです。

② 子供の成長にプラス

普段、親世帯と子世帯の関係を孫が見ていることは成長に大きく影響します。お年寄りを敬ったり、礼儀をわきまえたりするようになります。祖父母と同居経験のある子はお年寄りに何をしてあげればよいのかわかるため、優しく接することができるのです。

③ 文化を継承できる

親世帯と一緒に食事することで昔ながらの味を覚えたり、好き嫌いが無くなるという食育での良い影響があります。また、伝統的な遊びやしきたりを覚えるなど二世帯同居をすることで有形無形の財産を受け継いでいくことができます。

④ 生活に張り合いがある

親世帯にとって若い世帯や孫がそばにいるだけで、暮らしが生き生きしてきます。相手世帯の手伝いをすることや孫共育で子育てサポートすることにより、気持ちが若々しくいられます。

入居者の声

近居と同居の違い

二世帯住宅研究所では、近居は車などを使って片道15分以内と定義しています。15分としたのは、1日2回行っても苦しくない時間の限界と考えているからです。
近居と同居とでは世帯間の協力範囲や交流頻度に違いがみられます。親子両世帯間の行き来は、基本的には距離が近いほど頻繁になります。
近居も同居も親世帯は約8割が孫の世話をしていますが、留守時の協力で差が出ます。
さらに、同居の中でも分離同居よりも融合同居の方が食事や家事といった生活を一緒にしていることを活かした協力が多くなっています。

近居と同居の違い

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