二世帯住宅研究所 調査研究報告書

旭化成が1972年に住宅事業を開始した翌年から今に続く、最初の住生活研究です。
二世帯住宅研究所のこれまでの調査報告書をまとめて掲載しています。

最新の二世帯住宅研究所 調査研究報告書


この40年の変化と近年の実態調査から賃貸併用住宅の価値を再考する

2022年「賃貸併⽤住宅の価値―オーナー調査から⾒えた新たなメリット―」
当社が賃貸併用住宅を1982年に仕様化してから、2022年で40年となります。近年の賃貸併用住宅の実態とオーナーの意識、並びに家族変化への対応実態を明らかにする目的で、自社で建設した築1-30年の賃貸併用住宅オーナーへアンケート調査を実施し、その結果をまとめました。
今回の研究で賃貸併用住宅には、従来からの「経済価値」のみならず、ワンフロアライフ、家族構成の変化対応、賃貸居住者とのコミュニティなど新たな「くらし価値」がみえてきました。


親世帯と子世帯で空間をシェアする価値

2020年「家族の多様化で進む二世帯シェア-食事は一緒・くつろぎは別々の自立したくらし-」
近年、娘夫婦同居や親ひとりの増加など、二世帯住宅における家族構成に変化が起きています。同居における価値も、コミュニケーション重視・協力分担志向へとシフトが起きており、1つの空間を親世帯と子世帯でシェアするくらしが新たなトレンドになると考えられます。
今回の調査では、「キッチン2つ」に加え、「キッチン1つ」で暮らしているシェア志向の高い方を調査対象に加え、親子同居における新たなくらしの実態を明らかにしました。


「日常生活は別でもイベントは一緒」、空間を離してこそのメリハリある交流

2017年「別々な家感覚でも良好な親子関係「独立二世帯住宅」の暮らしとは」
近年、少子高齢化の進展や働き方改革の動きの中で、共働き子育て家族を中心に親世帯と子世帯がサポートし合える「同居」「近居」への関心が高まり、その暮らし方が注目されています。
その中で、生活空間を離しているからこそ「同居」に伴う気兼ね・気苦労なく交流・協力し合える「独立二世帯住宅」に着目し、「一体同居住宅」との世帯間交流の違いや同居満足度などについて調査を行いました。
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