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2021.3.19

旭化成ホームズ株式会社
旭化成不動産レジデンス株式会社

~ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2021~
「第7回ジャパン・レジリエンス・アワード 最優秀賞」を受賞
熊本地震による被災マンション建て替え第一号の復興支援活動を評価

旭化成不動産レジデンス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:兒玉 芳樹)は、2021年3月18日に発表された一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会※1主催の「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2021※2」で、「上熊本ハイツ 熊本地震による被災マンションの建て替え復興支援事業」が、「第7回ジャパン・レジリエンス・アワード 最優秀賞」を受賞したのでお知らせします。なお、旭化成不動産レジデンスは2020年のグランプリ受賞に続く2年連続の受賞となります。

本事業は、2016年4月に発生した熊本地震によって、団地全体が熊本市の罹災証明により全壊とされた上熊本ハイツの建て替え事業で、2020年7月に「アトラス上熊本」として竣工しました。一般的に被災マンションでは、区分所有者が復興に向けた再建活動を開始するまでに時間が掛かるとされますが、被災前から管理組合活動を通して住民同士の強いつながりが培われてきたことなどから、被災後速やかに「復興特別委員会」を立ち上げるなど、被災後の対応について速やかな議論を開始することができました。更に建替えアドバイザーをはじめ、国や県の協力を得た熊本市の尽力により、4年という異例のスピードで再建が実現した事業となります。

今回の受賞は、主に以下の点が評価されました。

  • ◇マンション建替え事業としては異例の短さである4年で地上14階建て184戸のマンションに再生。また従前居住者の74%が新しいマンションに戻ったほか、新しい若い世代も多数入居することで、子育て世帯から高齢者まで、幅広い世代が安心して暮らすことができる新しいコミュニティを創出した

  • ◇飲料可能な防災井戸、マンホールトイレ、かまどベンチ、災害用浄水器等を備えた防災拠点として、近隣自治会と防災に関する相互協定を交わすなど、地域防災に寄与することができた

  • ◇旧耐震基準のマンションストックが約104万戸存在する中で、地震によって建物が全壊となるケースは今後も発生が予想される。そのような中、本事業が被災分譲マンション復興のモデルケースとしてそのノウハウを公開することで、日本全国に存在する分譲マンションストックの安全性確保を促進することが期待できる


  • ※1 「一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会」とは
  • 国土強靭化担当大臣私的諮問機関「ナショナル・レジリエンス懇談会」の結果を踏まえ、「国土強靭化基本計画」が円滑に達成されるよう、産、学、官、民のオールジャパンでレジリエンス立国を構築していくことを目的として設立された機関。

  • ※2 「ジャパン・レジリエンス・アワード」とは
  • 強靭な国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発等を実施している企業・団体を評価・表彰する制度。
  • 詳細はこちら

<参考写真:上熊本ハイツ マンション建替え事業>



<関連資料:過去のリリース>


以上

<本件に関するお問い合わせ先>
〒101‐8101 東京都千代田区神田神保町一丁目105番地
旭化成ホームズ株式会社 広報室
(電話)03-6899-3010 (FAX)03-6899-3400 (メール)j-koho@om.asahi-kasei.co.jp