グランドスラム東京2016

66kg級 髙上 5位!
81kg級 永瀬 優勝!!
100kg超級 王子谷 優勝!!

12月2日(金)~4日(日)に東京都/東京体育館におきまして『グランドスラム東京2016』が行われました。

【出場選手】

  • 66kg級髙上 智史
  • 81kg級永瀬 貴規
  • 100kg超級王子谷 剛志

大会最終結果をご報告させていただきます。

66kg級

2回戦

髙上 ○ 一本
(袈裟固)
KATZ
(オーストラリア)

3回戦

髙上 ○ 技有
(背負落)
DOVDON
(モンゴル)

準決勝戦

髙上 棄権 ○ 橋口
(日本)

3位決定戦

髙上 棄権 ○ PULIAEV
(ロシア)

髙上は、緒戦から足技と得意の背負投を軸に攻勢に試合を進め、相手が畳に伏せたところを逃さず寝技へ移行し、そのまま袈裟固で「一本」を奪い好スタートを切る。続く3回戦でもパワーで押し切ろうする相手に対し間合いを取り、足技でリズムを作って動きが止まった瞬間に立ち姿勢で背負投を掛け相手は大きく縦回転し畳へ落下。審判の宣告は「一本」だったが訂正され「技有」となる。ここで髙上にアクシデント発生。投げたときに足を痛め残り2分間足を引きずりながら続行し、何とか勝利したが準決勝戦以降を「棄権」し、無念の5位となった。

81kg級

2回戦

永瀬 ○ 一本
(払腰)
MAJDOV
(セルビア)

3回戦

永瀬 ○ 一本
(横四方固)
HONG,Suk
(韓国)

準決勝戦

永瀬 ○ 優勢
(指導2)
春山
(日本)

決勝戦

永瀬 ○ 一本
(縦四方固)
RESSEL
(ドイツ)

永瀬は、オリンピック後初の試合となる今大会。万全の状態ではないという不安もあったが緒戦でその不安を一蹴した。開始1分、場外際で相手が間合いを詰めようとしたところに払腰を合わせるとクルリと回転し見事「一本」。続く3回戦では抑え込みで一本勝ちし準決勝へ。準決勝では日本人同士の対決となったが指導の差で退け決勝戦へ進出した。決勝戦でも冷静な試合運びを見せ相手の技を返して「有効」を奪い、そのまま寝技へ移行し縦四方固で抑え「一本」。オリンピックメダリストとしての存在感を見せつけた。

100kg超級

2回戦

王子谷 ○ 有効
(払腰)
KIM
(韓国)

準決勝戦

王子谷 ○ 優勢
(指導3)
太田
(日本)

決勝戦

王子谷 ○ 優勢
(指導3)
影浦
(日本)

王子谷は、緒戦から自分よりも大きい相手に対し奥襟を深く持ち、得意の大外刈で攻め込んでいく。中盤がっぷりと組み合った状態から奥襟をたぐり寄せて大外刈を仕掛け、相手の動きを見て払腰に変化し「有効」を奪いそのまま勝利。準決勝では大学の後輩になる太田選手と対戦し、投げによるポイントは奪えなかったが終始組手で圧倒し「優勢勝ち」を収め決勝戦へ。決勝戦でも大学の後輩の影浦選手との対戦となったが、開始よりプレッシャーを掛けていき体落や支釣込足などで攻めていく。ここでも投げによるポイントは奪えなかったものの指導差による「優勢勝ち」で今大会初優勝を飾る。

最終結果

66kg級

5位 髙上 智史

81kg級

優勝 永瀬 貴規

100kg超級

優勝 王子谷 剛志

選手のコメント

<永瀬選手のコメント>

永瀬 貴規

応援ありがとうございました。
オリンピックが終わって最初の大会でしっかりと結果を残すことができうれしく思います。
今大会で見つかった課題も今後克服して、さらに精進していきたいと思います。

<王子谷選手のコメント>

王子谷 剛志

5回目の出場で優勝することができました。
これもひとえに皆さまの声援があったからだと感じています。この大会で勝ったことで、次の大会に繋がったのでこれから一つひとつ地道に取り組んでいきたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします。

旭化成 陸上部