第70回びわ湖毎日マラソン
2015年3月1日/大津
世界陸上代表選考会を兼ねた第70回びわ湖毎日マラソンが3月1日(日)、滋賀県大津市の皇子山陸上競技場を発着点とするコースで開催されました。
旭化成からは、佐々木悟、東野賢治、松尾良一の3人が出場しました。
気温8度で、冷たい雨が降る中、レースはスタートしました。
ペースメーカーが1km3分で先導する予定でしたが、ペースはなかなか安定せず、スローペースで進んでいきました。
佐々木は、先頭集団の中で余裕を持ちながらレースを進めました。
東野、松尾も先頭集団に付いていき、積極的な走りを見せていましたが、25kmを過ぎてから離されてしまいました。
ペースメーカーが離れ、サムエル・ドゥング(ケニア)がペースを上げると、佐々木はペースの変化に対応できずに遅れ始めました。
後半は寒さの影響もあり、体が動かない状態の中、我慢の走りを見せ、9位でのゴールとなりました。
東野は10位、松尾は12位でゴールしました。
第70回びわ湖毎日マラソン成績
9位 | 佐々木悟 | 2時間14分27秒 |
---|---|---|
10位 | 東野賢治 | 2時間14分48秒 |
12位 | 松尾良一 | 2時間15分20秒 |
選手のコメント
<東野選手のコメント>
昔から先輩方が活躍されている大会で、地元も関西という事もあり、入社の時からこの大会で結果を出したい気持ちが大きかったです。
いつも以上に想いが強かったためか、前半少し入れ込み過ぎた面がありました。
結果は、旭化成の選手として満足できるものではありませんでしたが、これが自分の実力だと感じました。
最後になりましたが、雨の降る中、旭化成、大学、地元の人など本当に多くの方々に応援していただき、とても力になりました。
ありがとうございました。
<松尾選手のコメント>
別府大分毎日マラソンを走り、中1ヶ月でびわ湖を走りました。
これだけ短いスパンでのマラソンの連戦は初めてで、別大が終わってから順調に練習を消化してきました。
レースの10日前あたりから疲労が出てきたなと感じていましたが、当日は上手く調子を合わせることができました。
レースは25kmから苦しくなり、30km過ぎからは冷たい雨の影響が徐々に出てきて、初めてマラソンを走っていて「寒い」という感覚に陥りました。
そして完全に体が止まり、後半はゴールするのが精一杯でした。
また、旭化成の大応援団の前を通る時は、雨を忘れるほど大きな声援で本当に力になりました。
冷たい雨の降る中、選手以上に大変だったと思います。
本当にありがとうございました。
<佐々木選手のコメント>
今回は世界選手権の切符をかけてびわ湖毎日マラソンに出場しました。
レースに向けては、体調を崩すことなく、良い練習を積んできました。
その成果を発揮できずに悔しいですが、練習の力を試合に結びつける力が足りなかったのだと思います。
大会当日は寒い中での応援、ありがとうございました。