第69回宮崎県陸上競技選手権大会

2015年7月4日~5日/宮崎

第69回宮崎県陸上競技選手権大会①
第69回宮崎県陸上競技選手権大会②
第69回宮崎県陸上競技選手権大会③
第69回宮崎県陸上競技選手権大会③

第69回宮崎県陸上競技選手権大会が7月4日(土)、5日(日)の2日間、宮崎市・KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場において開催されました。

旭化成から6人が出場しました。

例年は日差しが強く、暑い中での大会というイメージでしたが、今年は雨が降り、涼しい中での大会となりました。

<大会1日目>

男子1500mに茂木圭次郎が出場しました。
日本選手権で積極的な走りを見せた茂木は、400mを61秒で通過。
その後は1周63秒前後のタイムを刻み、3分53秒05の自己新記録で優勝しました。
1週間後に行われるホクレン・ロングディスタンスに向けて、良い刺激となる走りでした。

男子10000mに、本田匠が出場しました。
スタートから単独での走りとなった本田は、1周70秒前後の安定したペースでレースを進めました。
5000mを14分37秒で通過すると、陸上部OBの熊谷哲哉さんが1992年に出した大会記録更新(29分14秒3)の期待が出てきました。
終盤苦しくなりましたが我慢の走りを見せ、大会記録を23年ぶりに更新し、優勝しました。

<大会2日目>

男子3000mSCに、市田宏が出場しました。
久しぶりに3000mSCに挑戦した市田は、1000mを2分56秒で通過しました。
1000mから2000mが3分05秒かかり、苦しい走りとなりました。
しかし、終盤粘りを見せ、目標としていた全日本実業団陸上の参加標準記録を突破しました。
また、大会記録(9分07秒7)を44年ぶりに更新しました。

男子5000mには、白石賢一、中嶋和希、荒毛喬也の3人が出場しました。
気温は20度でしたが、若干蒸し暑い中、レースはスタートしました。
レースは、中嶋と荒毛が交互に引っ張り合いながら進みましたが、ペースはなかなか上がらず、勝負はラストまでもつれ込みました。
ラスト500mで満を持して白石がスパートし、そのまま後続を引き離して昨年に続き優勝を飾りました。
2位争いは、中嶋が先輩の意地を見せて先着し、荒毛は3位でした。

第69回宮崎県陸上競技選手権大会③
第69回宮崎県陸上競技選手権大会④

第69回宮崎県陸上競技選手権大会成績

男子1500m
1位 茂木圭次郎 3分53秒05 [自己新]
男子5000m
1位 白石賢一 14分30秒66
2位 中嶋和希 14分33秒25
3位 荒毛喬也 14分34秒36
男子10000m
1位 本田匠 29分13秒32 [大会新]
男子3000mSC
1位 市田宏 9分03秒99 [大会新]

選手のコメント

<白石選手のコメント>

5000mに出場しました。
いつも7月の自分の状態を確認するためのレースと位置付けていますが、今年はやはり課題が多く見つかる内容でした。
この結果をバネにできるよう、夏の苦しい時期を頑張って行こうと思います。

<本田選手のコメント>

今回は10000mに出場しました。
九州実業団陸上では、腹痛で全く走れなかったので、その追試の気持ちで走りました。
タイムは全く気にしてませんでしたが、中盤から粘りの走りをすることができ、大会新記録で優勝できました。
これから合宿が始まりますが、故障しないように継続して練習を頑張ります。
応援ありがとうございました。

<市田選手のコメント>

宮崎県選手権の3000mSCに出場しました。
3000mSCは大学3年生以来の出場で、最低でも自己ベストという結果を求めていました。
レースの運び方に余裕が持てず、目標にしていた記録どころか、自己ベストも更新することができませんでした。
しかし、今回のレースでどこがポイントなのか、また障害に対しての不安は無くなったと思います。次のホクレンで自己ベスト更新を目指します。
応援ありがとうございました。

<茂木選手のコメント>

今回、調整の一環で1500mに出場しました。
動きが少し鈍かったのですが、良い刺激が入ったと思います。
来週のホクレンでは、5000mと10000mの自己記録更新を狙っていきます。
雨の中、応援ありがとうございました。

旭化成 柔道部