ホクレン・ディスタンスチャレンジ北見大会
2015年7月12日/北見
ホクレン・ディスタンスチャレンジの第3戦北見大会が7月12日(日)、北海道北見市の東稜公園陸上競技場において開催されました。
日中は気温が30度を超え、風も強く吹いていましたが、夕方になると気温は21度まで下がり、まずまずのコンディションの中、レースが行われました。
男子5000mAに、出口和也、村山謙太、茂木圭次郎が出場しました。
世界陸上10000m代表に決まっている村山は、合宿中の刺激の一環として出場しました。
前半はペースメーカーのすぐ後ろで走りましたが、レースが進むにつれて徐々に遅れていきました。
平凡な記録に終わりましたが、日本選手権時より走りは良くなってきています。
本番までの1カ月半で体調を上げていきます。
出口は日本選手権で3位に入り、8月2日までに参加標準記録(13分23秒00)を破ると世界陸上代表に追加されるため、代表入りを目指して走りました。
ペースメーカーのタヌイ選手(九電工)が1周64秒で引っ張りましたが、2000m過ぎに出口はペースを維持できなくなり、途中棄権しました。
茂木はスタートから集団の後方でレースを進め、1周66秒のペースで走りました。
最後まで安定したペースを維持し、自己2番目の記録でゴールしました。
男子5000mBには、大西智也、丸山文裕、有村優樹が出場しました。
出場選手が41人と多い中、有村は前方に、丸山は中盤のやや前方、大西は後方とそれぞれの位置でレースを進めました。
ペースメーカーが設定通りのペースでいく中、2000m過ぎに有村が少し後方に下がり、逆に大西が徐々に順位を上げていきました。
3000m過ぎ、ペースメーカーについていくのは木村慎選手(明治大)だけになり、大西はラスト1000mからペースを上げましたが、先頭にはわずかに及ばず3位(13分52秒35)でゴール。
終始、安定した走りを見せた丸山が13分56秒63で5位に入り、自己記録を更新しました。
有村は、14分19秒87で31位でした。
男子3000mSCに市田宏が出場。
スタートしてすぐに縦長の展開になり、後方に位置するも1000m通過は2分53秒とまずまずの入りとなりました。
前半は少し硬さのある障害越えでしたが、徐々に慣れてきて順位を上げていき、2000mを5分55秒で通過。
さらにラスト1周でペースアップし、8分55秒95の2位でゴールしました。
ホクレン・ディスタンスチャレンジ北見大会成績
男子5000mA | ||
12位 | 茂木圭次郎 | 13分46秒18 |
---|---|---|
17位 | 村山謙太 | 13分53秒81 |
出口和也 | 途中棄権 | |
男子5000mB | ||
3位 | 大西智也 | 13分52秒35 |
5位 | 丸山文裕 | 13分56秒63 [自己新] |
31位 | 有村優樹 | 14分19秒87 |
男子3000mSC | ||
2位 | 市田宏 | 8分55秒95 |