第15回世界陸上競技選手権大会
2015年8月22日/北京
第15回世界陸上競技選手権大会が8月22日(土)に開幕し、大会初日に行われた男子10000m決勝に鎧坂哲哉、村山謙太が出場しました。
20時50分スタートでしたが、気温が下がず、蒸し暑い中でレースは行われました。
スタート直後は、予想外のスローペースとなりました。
村山は積極的に先頭に近い位置でレースを進めましたが、1000m過ぎにケニアの3人がペースを上げてハイペースになると集団がバラけ、村山は後方に下がりました。
鎧坂は冷静な走りを見せ、14位集団の中で前を追う走りとなりました。
先頭集団は5000mを13分40秒で通過しましたが、鎧坂は13分52秒での通過となりました。
村山は前半で大きく遅れる苦しい展開になり、我慢の走りとなりました。
鎧坂は、7000m過ぎに14位集団から遅れる苦しい走りとなりましたが、最後まで粘り強く走り切り、18位(28分25秒77)でのゴールとなりました。
村山は22位(29分50秒22)でした。
先頭集団は、終始ケニアの3人が交互に前に出て引っ張り合いながらハイペースで進みました。
最後は集団の中で好機をうかがっていたモハメド・ファラー(英国)がラストスパートで逃げ切り、27分01秒13で優勝しました。
今回は、2人にとって初の世界大会への挑戦でした。
この経験を生かし、今後の飛躍につなげてほしいと思います。
第15回世界陸上競技選手権大会 5日目
第15回世界陸上競技選手権大会の5日目(8月26日)には男子5000m予選が行われ、村山紘太が出場しました。
予選は2組で行われ、村山は予選2組に登場しました。
決勝進出には、各組上位5着までと6着以降の記録上位5名に入ることが条件となりました。
予選1組は、スタートからスローペースで進み、3000mから急激にペースアップするレースとなり、記録は低調に終わりました。
村山が出場した予選2組は、決勝進出の条件である6着以降の記録上位5名に入ることも想定して序盤からハイペースで進みました。
村山は集団の後方でレースを進めました。
1000mを2分41秒、2000mを5分24秒で通過すると、村山は苦しくなり集団から遅れていきました。
その後も順位を上げることができず、17位(14分07秒11)でゴールしました。
残念ながら予選通過はなりませんでした。
今回の経験を来年のオリンピックなど今後のさらなる飛躍につなげてほしいと思います。
第15回世界陸上競技選手権大会成績
男子10000m決勝 | ||
18位 | 鎧坂哲哉 | 28分25秒77 |
---|---|---|
22位 | 村山謙太 | 29分50秒22 |
男子5000m予選2組 | ||
17位 | 村山紘太 | 14分07秒11 |