2015年9月25日～27日／岐阜

第63回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会が9月25日（金）から27日（日）の3日間、岐阜市・岐阜メモリアルセンター長良川競技場にて開催されました。

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  kyougi.html

大会初日に行われた男子10000mには、市田孝、大六野秀畝が出場しました。
レースは小雨が降る中、スタートしました。
外国人選手が多く出場する中、大六野は先頭集団の前方で、市田は後方でレースを進めました。
5000mを14分05秒で通過するとペースが徐々に上がりました。
大六野、市田も遅れはしましたが最後まで粘り強く走り、大六野は10位（日本人2位）、市田は13位（日本人4位）でゴールしました。

大会②日目の男子1500mに村山紘太が出場。
ケモイ選手（小森コーポレーション）、ジュグナ選手（ヤクルト）について400mを59秒で通過すると村山は先頭に出ました。
村山は積極的な走りを見せましたが、中盤はやや失速してしまいました。
しかし、終盤スパートで盛り返し、3位（日本人1位）でゴールしました。

大会③日目に行われた男子ジュニア5000mに荒毛喬也が出場しました。
1000mを2分46秒とやや速いペースで通過しましたが、その後はペースも落ち着き、荒毛は集団の中で冷静な走りを見せました。
ラスト1周で坂本大志選手（トヨタ自動車九州）がスパートすると差が開き、荒毛も懸命に追いかけましたがわずかに及ばず、2位でのゴールとなりました。

男子5000mは3組タイムレースで行われ、大西智也、茂木圭次郎の2人が出場しました。
1組に出場した茂木は外国人選手がレースを引っ張る中、スタート直後は先頭集団の中ほどに位置取りしていましたが、徐々に前方に上がっていきました。
途中苦しそうな場面が何度かありましたが粘り強く走り、ラストも動きを切りかえ、組では日本人トップでゴールしました。
全体では2組で日本人トップの中村匠吾選手（富士通）に0.12秒及ばず、日本人2位でした。

2組に出場した大西は、前半は集団の中ほどでレースを進めましたが、中盤から徐々に遅れ始めました。
遅れてからは持ち前の粘りを発揮し、後半は遅れてくる選手を一人ずつ抜いて順位を上げ、8位でゴールしました。

第63回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会成績

選手のコメント

＜大西選手のコメント＞

全日本実業団の5000mに出場しました。
7月下旬からの故障も治り、試合前の阿蘇合宿ではしっかり練習ができ、調子もまずますの状態でスタートラインに立つことができました。
しかし、レースでは序盤からきつくなってしまい、レースの動きに全くついていくことができませんでした。
当然結果も納得のいくものではありませんでしたが、今後故障なく練習を継続し、状態を上げるきっかけになればいいと思います。
応援ありがとうございました。

＜市田孝選手のコメント＞

万全な状態でスタートラインに立つことができましたが、終始苦しいレースになってしまい順位、記録ともに目標に届きませんでした。
怪我からの復帰レースをスタートにまた一から頑張りますので今後とも応援よろしくお願いします。

＜大六野選手のコメント＞

今回の全日本実業団では、10000mに出場しました。
目標にしていた記録、順位に及ばず力不足を痛感しました。
今回の反省を今後の大会に生かして頑張りたいと思います。
応援ありがとうございました。

＜茂木選手のコメント＞

今回5000mの1組目に出場しました。
他の組とは違い、比較的ゆっくりなレース展開だったのですが、要所を押さえた走りができたと思います。
しかし、ラスト400mで先頭の選手に7秒離されたことや、全体の日本人トップが取れなかったことなど、まだまだな部分もあるので、これからの練習や試合で克服していきたいと思います。
応援ありがとうございました。

＜村山紘太選手のコメント＞

今回は、どこまで自分のレースを作っていけるかというテーマを持って走りました。
課題が見つかったので次の試合に生かせるように頑張ります。
応援ありがとうございました。

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