第99回日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競走大会

2016年2月27日/福岡市

第99回日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競走大会が2月27日(土)、福岡市・国営海の中道海浜公園クロスカントリーコースで開催されました。

旭化成からはシニア男子12kmに市田孝、市田宏、茂木圭次郎の3人が出場しました。

レース直前から雨が降り始め、時折雷も鳴る中、13時00分にスタートしました。

レースは1周約2kmの周回コースで行われましたが、1周ごとに少しずつ先頭集団は絞られていきました。

市田孝は先頭集団で落ち着いた走りを見せ、茂木は集団の後方でやや苦しい我慢の走りとなりました。

前半は積極的な走りで先頭集団の前方を走っていた市田宏は、中盤苦しいところで我慢できず、少しずつ遅れていきました。

ラスト1周で先頭集団は4人となり、市田孝が残り1kmからペースを上げて逃げ切り、優勝を果たしました。

粘り強い走りを見せた茂木は3位、市田宏は7位でゴールしました。

また、上位3名の順位合計で争われる団体の部で1位となりました。

第99回日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競走大会成績

シニア男子12km
1位 市田孝 35分59秒
3位 茂木圭次郎 36分15秒
7位 市田宏 36分36秒

<市田孝選手のコメント>

日本人トップでゴールすることができましたが、オープン参加のマカショウ選手に最後離されてしまい、課題も残るレースでした。
今回の結果をバネにし、4月からのトラックシーズンに向けて頑張りますので、今後とも応援よろしくお願いします。

<茂木圭次郎選手のコメント>

今回のレースでは満足のいく準備ができずに、自分自身どういう結果になるのか全く分からない状態で走ることになってしまいました。
結果としては優勝には届かなかったものの、6月の日本選手権10000mの出場権を獲得することができたことは良かったです。
世界ハーフマラソンまでの4週間、体調を整えて良い練習をつんでいきたいと思います。

<市田宏選手のコメント>

優勝を目標にし、最初からトップ集団の中でレースを進めていました。
しかし、後半ペースを維持することができず、結果は7位でした。
先頭で競い合う中で、一瞬の迷いや不安が出てきたことが失速の原因だと思いました。
今回のクロカンの経験をトラックシーズンに生かしていきたいです。
応援ありがとうございました。

旭化成 柔道部