第71回びわ湖毎日マラソン

2016年3月6日/滋賀県大津市

今年8月に行われるリオデジャネイロ五輪の代表選手選考競技会を兼ねた第71回びわ湖毎日マラソンが3月6日(日)、滋賀県大津市・皇子山陸上競技場を発着点とするコースで開催されました。

旭化成からは、足立知弥、深津卓也、出口和也、丸山文裕の4人が出場しました。

天候曇り、気温19.8度、湿度59%のコンディション中、12時30分にスタートしました。

スタート直後から外国人選手が集団で抜け出し、気温が高い中ではありましたが、レースはハイペースで進みました。

旭化成の4人は、日本人のペースメーカーが先導する第二集団で、落ち着いた走りを見せました。

11kmの給水でテーブルにぶつかり、足立が転倒。その影響もあり、集団から遅れ始めました。

レースが進むにつれて徐々に集団の人数が絞れていきましたが、30km手前で出口も遅れだし、日本人トップ争いは深津、丸山、北島選手(安川電機)、中本選手(安川電機)、石川選手(Honda)の5人となりました。

30km過ぎに丸山が集団から抜け出し、前を行く外国人選手を追いかけながら、後ろの日本人選手を引き離そうと懸命な走りを見せました。

丸山は35kmあたりから徐々にペースを落とし、37km過ぎに石川選手、北島選手、深津に抜かれはしましたが、最後まで粘り強く走り抜き、6位(日本人4位)でゴールしました。

深津はオリンピック代表を目指し、終盤に自分から仕掛ける積極性を見せましたが、わずかに及ばず5位(日本人3位)に入りました。

足立は36位、出口は38位でした。

大会の新人賞には、30kmから積極的な走りを見せた丸山が受賞しました。

第71回びわ湖毎日マラソン成績

5位 深津卓也 2時間09分31秒 [自己新]
6位 丸山文裕 2時間09分39秒 [初]
36位 足立知弥 2時間19分08秒
38位 出口和也 2時間19分28秒

選手のコメント

<深津選手のコメント>

2度目のマラソンは、とても悔しさの残る試合になりました。
あと6秒を縮められなかったのは、自分の詰めの甘さです。
この悔し涙を忘れることなく、次のマラソンに生かしたいと思います。
皆さまの熱いご声援、ありがとうございました。

<丸山選手のコメント>

今回が初マラソンでしたが、今年度はオリンピック選考の年ということもあり、びわ湖毎日マラソンに出場しました。
しっかりと練習はできていたので、自信を持ってスタートラインに立つことができました。
今回は悔しさの残る結果となりましたが、この経験を糧にして次回のマラソンに繋げたいと思います。
これからも応援よろしくお願い致します。

旭化成 柔道部