第27回ゴールデンゲームズinのべおか

2016年5月7日/延岡

「第27回ゴールデンゲームズinのべおか」が5月7日(土)、延岡市・西階陸上競技場において開催されました。

大会当日の天候は晴れ、前日降った雨の影響もあり、蒸し暑いコンディションの中、競技が行われました。

5000mI組には、長期故障から復帰した堀端宏行が出場。まだあまり練習ができていない状況の中、前半から苦しい走りとなりましたが、終盤粘り切り2位でゴールしました。

5000mH組は、荒毛喬也がスタートから好位置でレースを進め、終始先頭争いを見せましたが、ラスト勝負で一歩及ばず2位でした。

5000mG組に出場した松尾良一と西純平は、中盤きついところで我慢できずに集団から離され、西は7位、松尾は14位でした。

5000mF組は、成長著しい茂木圭次郎が前半から積極的に先頭を引っ張り、レースの流れを作りました。勝負は終盤までもつれましたが、ラストスパートで敗れて2位となりました。中嶋和希は終盤遅れて21位でした。

5000mE組には4選手が出場しました。本田匠が前半から余裕を持ったレースを展開し、ラスト1周から鮮やかなスパートを見せ、自己記録を更新してトップでゴール。終盤粘り強い走りを見せた足立知弥が5位、リオオリンピック代表の佐々木悟は7位、吉村大輝は11位でした。

5000mD組に出場した有村優樹は、後半苦しくなり我慢の走りとなりましたが、13分台をマークしました。

5000mC組は、日本の実業団に在籍する外国人選手が多数参加する中、今年は6人の日本人選手が記録を目指して挑戦しました。旭化成からは大六野秀畝がリオオリンピック参加標準記録突破を目指して走りましたが、3000mあたりから走りに余裕がなくなり、目標達成とはなりませんでした。

5000mB組では市田宏が積極的なレース運びを見せ、ラスト2周からは独走となり、1位でゴール。自己記録を更新しました。八木勇樹は、前半積極的な走りを見せましたが、中盤から遅れてしまい10位でした。

5000mA組の出口和也は、中盤から苦しい走りとなりましたが、最後は持ち前のラストスパートで2位に入りました。

10000mにはリオオリンピック参加標準記録突破を目標に市田孝が出場しました。前半はなかなかペースが安定しない展開となりましたが、冷静なレース運びを見せ、5000m過ぎにはペースメーカーに付いたのは市田のみとなりました。湿度が高く、厳しいコンディションの中、後半はペースを落としましたが、自己記録を更新する粘り強い走りを見せました。

今大会の最優秀選手には、市田孝が選ばれました。

第27回ゴールデンゲームズinのべおか成績

男子10000m
1位 市田孝 28分16秒00 [自己新]
男子5000mA組
2位 出口和也 13分50秒84
男子5000mB組
1位 市田宏 13分50秒45 [自己新]
10位 八木勇樹 14分06秒05
男子5000mC組
16位 大六野秀畝 13分41秒64
男子5000mD組
6位 有村優樹 13分59秒90
男子5000mE組
1位 本田匠 13分50秒80 [自己新]
5位 足立知弥 14分00秒91
7位 佐々木悟 14分02秒87
11位 吉村大輝 14分05秒75
男子5000mF組
2位 茂木圭次郎 14分01秒14
21位 中嶋和希 14分33秒10
男子5000mG組
7位 西純平 14分33秒27
14位 松尾良一 14分40秒82
男子5000mH組
2位 荒毛喬也 14分36秒11
男子5000mI組
2位 堀端宏行 14分54秒16

選手のコメント

<市田孝選手のコメント>

目標記録に届かず、悔しいレースとなりました。
しかし、皆さんの力強い声援のお陰でトップでゴールすることができました。
たくさんの応援、本当にありがとうございました。

<本田匠選手のコメント>

当日は暑い中、多くの応援ありがとうございました。
皆さんの声援もあり、後半苦しくなった場面で頑張ることができました。
目標としていた自己記録を4秒更新でき、とてもうれしいです。
これからさらに調子を上げていき、九州実業団陸上競技選手権10000mに繋げていきたいと思います。

旭化成 柔道部