第100回日本陸上競技選手権大会
2016年24日~26日/名古屋
リオデジャネイロ五輪代表選手選考競技会を兼ねた第100回日本陸上競技選手権大会が6月24日(金)から26日(日)までの3日間、愛知県名古屋市・パロマ瑞穂スタジアムで開催されました。
http://www.jaaf.or.jp/jch/100/
<男子10000m>
大会1日目に行われた男子10000mには、鎧坂哲哉、市田孝、大六野秀畝、村山謙太、村山紘太、茂木圭次郎の6選手が出場しました。
気温22度、小雨が降るコンディションの中、レースはスタートしました。
先頭は目まぐるしく変わり、5000mを14分03秒で通過すると先頭集団は、旭化成の6選手を含む11人で形成されました。
7600m過ぎから設楽悠太選手(Honda)がペースを上げると集団はばらけ始め、先頭は大迫傑選手(Nike ORPJT)、設楽選手、村山紘太の3人に絞られました。
設楽選手が懸命にペースを上げましたが、村山と大迫選手は後ろに付いて勝機をうかがいました。
ラスト600mから大迫選手がスパートをかけると村山と設楽選手は遅れましたが、村山はラスト300mで設楽選手を振り切って2位でゴールし、リオデジャネイロ五輪代表を決めました。
また、最後まで粘り強く走り切った市田孝が4位、茂木が自己記録を更新して5位、6位に大六野と続きました。
故障から復帰して間もない村山謙太は9位、鎧坂哲哉は16位でした。
<男子5000m>
大会3日目の男子5000mには、出口和也、鎧坂哲哉、市田孝、大六野秀畝の4選手が出場しました。
天候は晴れ、気温28度、湿度50%の条件の中、スタート直後から市田が先頭に立ち、積極的にレースを引っ張りました。
2日前に行われた10000mで優勝した大迫傑選手、3位に入った設楽悠太選手らが続きました。
3000m手前で出口と鎧坂がきつくなり、集団から遅れ始めました。
先頭集団は3000mを8分11秒で通過すると、旭化成の大六野、市田を含む8人の集団となりました。
4000mから大六野が仕掛けると集団は縦長となり、レースが動き始めました。
勝負はラストの直線までもつれましたが、後半粘り強く走った大六野が3位入賞を果たしました。
市田は6位、出口は12位、鎧坂は16位でした。
第100回日本陸上競技選手権大会成績
男子10000m | ||
---|---|---|
2位 | 村山紘太 | 28分16秒54 |
4位 | 市田孝 | 28分22秒13 |
5位 | 茂木圭次郎 | 28分25秒52 [自己新] |
6位 | 大六野秀畝 | 28分26秒53 |
9位 | 村山謙太 | 28分37秒13 |
16位 | 鎧坂哲哉 | 29分17秒93 |
男子5000m | ||
3位 | 大六野秀畝 | 13分39秒52 |
6位 | 市田孝 | 13分48秒52 |
12位 | 出口和也 | 14分15秒15 |
16位 | 鎧坂哲哉 | 14分19秒90 |