第53回九州実業団毎日駅伝競走大会
2016年11月3日/北九州
第53回九州実業団毎日駅伝競走大会が11月3日(木・祝)、北九州市・本城陸上競技場を発着点とする7区間82.6kmのコースで開催されました。
今年から開催日が早まり、北九州市若松区を周回する新コースでレースが行われました。
1区を任された大六野秀畝はスタート直後から先頭に立ち、積極的にハイペースでレースを進め、5km過ぎには後続を大きく引き離して独走となりました。
その後も差を広げ、中継では2位に1分23秒の差をつけて2区へ中継しました。
インターナショナル区間の2区を走った荒毛喬也は実業団では初の駅伝となりましたが、自分のペースを守り、追い上げてくる外国人に追いつかれることなく走り切りました。
しかし、中継ではオムワンバ選手(MHPS)とはタイム差なしの1位で3区村山謙太にタスキを繋ぎました。
3区村山謙太は、タスキを受けるとすぐに井上選手(MHPS)と佐護選手(安川電機)に追い付かれました。
4km過ぎに佐護選手が遅れ、井上選手との先頭争いとなりましたが、7km過ぎに井上選手がペースを上げると村山謙太も遅れ始め、中継では42秒差をつけられました。
4区を走った村山紘太はトップのMHPSを追いかけ、差を12秒までつめて5区の市田孝にタスキを渡しました。
5区の市田は5km過ぎに松村選手(MHPS)を抜くと、その後はアップダウンの激しいコースを快調なペースで走り、2位MHPSに59秒の差をつけて首位で6区の本田匠に繋ぎました。
6区本田匠は中盤まで快調なペースで走っていましたが、8km過ぎから急激にペースが落ち、2位の目良選手(MHPS)に中継では1秒差までつめられる苦しい走りとなりました。
7区有村優樹はすぐに定方選手(MHPS)に追い付かれ、お互いけん制しながらの並走となりましたが、中間点過ぎに定方選手がペースを上げると有村は遅れ始め、ジリジリと差が開き始めました。
ゴールでは1位MHPSとの差は27秒となり、2位でゴールしました。
今回の結果を元日のニューイヤー駅伝に生かし、優勝を勝ち取れるよう頑張りますので応援よろしくお願いいたします。
第53回九州実業団毎日駅伝競走大会成績
2位 旭化成 4時間3分24秒 | ||||
区 | 距離 | 選手名 | 記録 | 区間順位 |
---|---|---|---|---|
1 | 12.9km | 大六野 秀畝 | 36分55秒 | 区間1位 |
2 | 7.4km | 荒毛 喬也 | 22分12秒 | 区間5位 |
3 | 13.0km | 村山 謙太 | 37分46秒 | 区間3位 |
4 | 8.2km | 村山 紘太 | 24分08秒 | 区間1位 |
5 | 13.4km | 市田 孝 | 39分43秒 | 区間1位 |
6 | 13.0km | 本田 匠 | 38分38秒 | 区間4位 |
7 | 14.7km | 有村 優樹 | 44分02秒 | 区間3位 |
選手のコメント
<2区 荒毛選手のコメント>
1区からの良い流れで走ることができました。
今回の経験を生かして次のニューイヤー駅伝に繋げたいと思います。
優勝できるように頑張りますので応援よろしくお願いします。
たくさんの声援ありがとうございました。
<4区 村山(紘)選手のコメント>
応援ありがとうございます。
八王子ロングディスタンスに向けて良い刺激になりました。
結果を残せるように頑張ります。
<5区 市田(孝)選手のコメント>
先頭に追い付くまで時間がかかってしまい、積極的な走りができていなかったと思います。
チームも優勝することができずに悔しい駅伝になりましたが、結果をしっかりと受け止めて、ニューイヤー駅伝に向けて気持ちを切り替えていきたいです。
応援ありがとうございました。
<6区 本田選手のコメント>
自分がしなければいけない走りを全くすることができませんでした。
今回の経験を分析して、ニューイヤー駅伝ではリベンジできるように練習していきます。
応援ありがとうございました。
<7区 有村選手のコメント>
今回、7区でアンカーを走りました。
同時に受け取ったタスキをゴールにトップで持って帰ってくることができず、申し訳ありません。
自分の力不足、旭化成の選手としての自覚の低さを痛感しました。
この経験を無駄にすることなく、次からはこのような情けない走りにならないように精一杯精進していこうと思います。
また旭化成入社後初めての駅伝で多くの声援を受け、力になりました。
応援ありがとうございました。
<1区 大六野選手のコメント>
スタートから2位のチームとの差を意識して走りました。
悔しい結果になってしまいましたが、しっかり反省してニューイヤー駅伝につなげていきたいと思います。
応援ありがとうございました。