2017年4月29日／広島市

第51回織田幹雄記念国際陸上競技大会が4月29日（土）に開催され、グランプリ男子5000mに旭化成から鎧坂哲哉、市田孝が出場しました。

昼に吹いていた風は、17時45分のスタート直前にはおさまり、まずまずのコンディションとなりました。

レースはリオ五輪10000m銀メダリストのポール・タヌイ選手（九電工）が引っ張り、1000mを2分40秒で通過。

集団は縦長となり市田は集団の前方、鎧坂哲哉は集団の中盤あたりでレースを進めました。

3000mを8分10秒で通過すると市田が集団から離されてしまいました。

この時点で、目標のロンドン世界陸上選手権参加標準記録の13分22秒60には届かないペースになってしまいましたが、先頭集団は鎧坂を含む6人に絞られました。

4000m手前からジョン・マイナ選手（富士通）が先頭に出ると集団はさらに5人に絞られました。

ラスト1周を切ったところでタヌイ選手がスパートして抜け出すと2位争いは熾烈になりました。

残り100mを切ってからは、鎧坂と松枝博輝選手（富士通）の勝負となり、鎧坂が地元の声援を受けてスピードアップし2位でゴールしました。

市田は10位でのゴールとなりました。

第51回織田幹雄記念国際陸上競技大会成績