第28回ゴールデンゲームズinのべおか
2017年5月6日/延岡市
第28回ゴールデンゲームズinのべおかが5月6日(土)に延岡市西階陸上競技場で開催されました。
天候は晴れで湿度が高く、蒸し暑い中での大会となりました。
男子5000mH組には松尾良一と今年度入社した関口海月が出場しました。
気温27度で日差しが強く、スローペースでレースは進みました。
集団の中で余裕を持って走っていた関口が4400mからペースを上げ、後続を大きく引き離してトップでゴールしました。
松尾は精彩を欠き、10位でした。
男子5000mG組には深津卓也、出口和也、本田匠が出場しました。
H組同様スローペースとなりましたが、本田を含む3人が4000mからスパートの掛け合いとなりました。
勝負はラストまでもつれましたが、本田はあと一歩及ばず2位でした。
出口が5位、深津は9位でした。
男子5000mE組には吉村大輝が出場。
スタート直後の位置取りに失敗し、集団の後方でのレースとなりました。
中盤からレースが動き出しましたが、徐々に集団から遅れて10位でのゴールとなりました。
男子5000mB組はエネブロ・ビアゼン選手(八千代工業)がペースメーカーを務め、13分45秒を目指してレースを引っ張りました。
旭化成からは市田宏が出場しましたが、集団の前方で余裕を持って走りました。
市田宏はラスト1周からペースを上げてトップを目指しましたが、ゴール直前で阿久津圭司選手(SUBARU)にかわされ惜しくも2位となりました。
市田宏は自己記録を更新しました。
男子5000mA組には有村優樹、茂木圭次郎が出場しました。
ジョナサン・ディク選手(日立物流)が13分40秒切りを目標にペースメーカーを務めました。
有村はスタートから積極的にペースメーカーのすぐ後ろに位置取りし、前半はペースメーカーについていけたのは有村だけとなり、集団から抜け出しました。
2000mを過ぎて有村もきつくなると集団が追いつき、4000m過ぎには有村を含む6人の集団となりました。
トップ争いは最後までもつれましたが、ラストで抜け出した牟田祐樹選手(日立物流)がトップとなり、後半粘り強さを見せた有村が2位に入りました。
茂木は後半遅れて5位でした。
男子10000mはロンドン世界陸上の参加標準記録(27分45秒)突破を目指し、ポール・タヌイ選手(九電工)がペースメーカーを務めました。
旭化成から鎧坂哲哉、村山謙太、市田孝、大六野秀畝が出場しました。
5000mを13分51秒で通過すると先頭集団は、佐藤悠基選手(日清食品)、設楽悠太選手(Honda)、横手健選手(富士通)、鎧坂、市田孝、村山謙太の6人となりました。
6000m過ぎで市田孝と村山謙太がきつくなり、徐々に先頭からは遅れ出しました。
レース途中、鎧坂は集団から離されたり、追いついたりがありましたが粘り強い走りを見せました。
9000mからは鎧坂がトップに立ち、27分台を目指しペースを上げ、ラスト1周を59秒で走り、27分57秒63でゴールしました。
中盤から遅れはしたものの、粘りを見せた市田孝と村山謙太が5位、6位でゴール。大六野は9位でした。
第28回ゴールデンゲームズinのべおか成績
男子10000m | ||
---|---|---|
1位 | 鎧坂 哲哉 | 27分57秒63 |
5位 | 市田 孝 | 28分15秒97 |
6位 | 村山 謙太 | 28分16秒87 |
9位 | 大六野 秀畝 | 29分17秒10 |
男子5000mA組 | ||
2位 | 有村 優樹 | 13分50秒77 |
5位 | 茂木 圭次郎 | 13分57秒72 |
男子5000mB組 | ||
2位 | 市田 宏 | 13分48秒48 [自己新] |
男子5000mE組 | ||
10位 | 吉村 大輝 | 14分15秒89 |
男子5000mF組 | ||
6位 | 山口 修平 | 14分12秒72 |
8位 | 佐々木 悟 | 14分21秒53 |
男子5000mG組 | ||
2位 | 本田 匠 | 14分11秒45 |
5位 | 出口 和也 | 14分16秒36 |
9位 | 深津 卓也 | 14分21秒52 |
男子5000mH組 | ||
1位 | 関口 海月 | 14分18秒42 |
10位 | 松尾 良一 | 14分43秒23 |
<鎧坂選手のコメント>
久々に10000mに出場しました。
世界選手権の標準記録突破を目標に走りましたが、後半に疲れがでてしまい突破することはできませんでした。
しかし27分台でまとめる事ができたので、この流れを継続していけるように頑張りたいと思います。
応援ありがとうございました。
<有村選手のコメント>
今回もたくさんの応援ありがとうございました。
最終A組での出走となり、自己ベストの更新、1位でゴールすることが目標でしたが、まだまだ力不足で2位という結果でした。
先頭と離れてしまってからは苦しいレースとなりましたが、何度も大きな声援に助けられて踏ん張ることができました。
最後負けてしまいましたが、この敗北を今後の力に変えていき、次の試合でいい報告が出来るように精進していきます。
<市田 宏選手のコメント>
応援ありがとうございました。
目標としていた勝つレースができませんでしたが、レース内容は自分のイメージ通り進められ、自己ベストを更新することができました。
職場の方々など多くの声援があったおかげでのびのびと走れました。
今後もレースが続いていくので、今回の課題となったラスト1周を大切にして次のレースに生かしていきます。
これからも応援よろしくお願いします。
<本田選手のコメント>
日差しがあり暑い中でのレースとなりましたが、多くの方の声援もあり最後まで頑張ることができました。
ラストスパートで抜かれてしまい組トップを取ることができませんでしたが、次はこの点を改善できるように取り組んでいきたいと思います。
応援ありがとうございました。
<関口選手のコメント>
1位を取る事に集中しすぎてしまい、レース内容がすごく悪くなってしまいました。
もっと練習を積み重ね、自信と力をつけて正々堂々と1位を勝ち取れる選手となります。
今後ともご声援よろしくお願いします。