第1回鞘ヶ谷記録会
2017年6月3日/北九州市
第1回鞘ヶ谷記録会が6月3日(土)、北九州市・鞘ヶ谷競技場で開催されました。
旭化成からは13人が出場し、4月に入社した齋藤椋と5月に来日したケニア人選手にとって旭化成での初レースとなりました。
5000m13組には深津卓也、出口和也、市田孝、市田宏、茂木圭次郎、ケネス・キプケモイ、アブラハム・キプヤティチの7人が出場しました。
ポール・タヌイ選手(九電工)がレースを引っ張り、1000mを2分40秒で通過。
その後は1周66秒前後のペースで進み、中盤からそれについていけない集団の2つに分かれました。
アブラハム・キプヤティチは先頭集団の前方で落ち着いた走りを見せ、ケネス・キプケモイは中程に位置取り、市田孝と茂木は第1集団についていきました。
市田宏もついていこうとしましたが遅れてしまい、深津と出口を含む第2集団で我慢の走りとなりました。
先頭争いは4000m過ぎから動き始め、アブラハム・キプヤティチは対応しましたが、ケネス・キプケモイ、市田孝、茂木は離されてしまいました。
ラスト1周からタヌイ選手がさらにペースを上げるとアブラハム・キプヤティチも遅れはしましたが、最後まで我慢強く走り切り4位でゴールしました。
市田孝、茂木は最後まで粘り強く走り、自己記録を更新しました。
ケネス・キプケモイは9位、市田宏は15位、深津と出口は13分台を目指しましたがわずかに届きませんでした。
5000m12組には丸山文裕、吉村大輝、山口修平、関口海月の4人が出場。
1000mを2分46秒で通過しましたが、旭化成勢は集団の中盤でレースを進めました。
2000mからペースが落ち、3000m過ぎから山口が先頭に立ちペースを上げると集団は絞られていきました。
丸山は落ち着いた走りで対応しましたが、吉村と関口は先頭から遅れ始めました。
再びペースが落ちると一旦遅れた選手が追いつく場面もありましたが、ラスト2周から野田一貴選手(大塚製薬)がペースを上げ丸山との一騎打ちとなりました。
最後までトップ争いはもつれましたが、丸山はわずかに及ばず2位でゴールしました。
ラストスパートで巻き返した関口が5位、吉村が10位、山口は11位でした。
5000m11組には西純平、齋藤椋が出場。西は集団の前方で、齋藤は中盤に位置取りしてレースを進めました。
3000mを8分32秒で通過すると故障上がりの齋藤は苦しくなり遅れ始めました。
西は集団の中で余裕を持って走り、ラスト1周まで先頭争いをしました。
ラストスパートに対応することはできませんでしたが、自己記録を更新して5位でゴール。
齋藤は後半も粘り強く走りきり9位でゴールしました。
第1回鞘ヶ谷記録会成績
男子5000m13組 | ||
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4位 | Abraham Kapsis Kipyatich | 13分30秒72 |
7位 | 市田 孝 | 13分33秒99[自己新] |
8位 | 茂木 圭次郎 | 13分35秒29[自己新] |
9位 | Kenneth Kiprop Kipkemoi | 13分39秒69 |
15位 | 市田 宏 | 13分56秒73 |
19位 | 深津 卓也 | 14分00秒68 |
20位 | 出口 和也 | 14分02秒24 |
男子5000m12組 | ||
2位 | 丸山 文裕 | 14分00秒11 |
5位 | 関口 海月 | 14分05秒54 |
10位 | 吉村 大輝 | 14分07秒68 |
11位 | 山口 修平 | 14分09秒12 |
男子5000m11組 | ||
5位 | 西 純平 | 14分10秒92[自己新] |
9位 | 齋藤 椋 | 14分23秒23 |
選手のコメント
<西純平選手のコメント>
応援ありがとうございました。
今季初レースでした。
ベストを更新することができましたが、13分台を狙っていたので悔しいです。
しかし、確実に前には進んでいるので練習に励み、さらに自己記録更新を目指し頑張ります。
これからも応援よろしくお願いします。
<市田孝選手のコメント>
レース終盤のペースアップについていけず課題もありましたが、最低限自己ベストで走ることができました。
今後は万全な状態で日本選手権のスタートラインに立てるよう準備をしていきます。
応援ありがとうございました。