第72回九州陸上競技選手権大会

2017年8月18日~20日/宮崎市

第72回九州陸上競技選手権大会
第72回九州陸上競技選手権大会

第72回九州陸上競技選手権大会が8月18日(金)から20日(日)の3日間、宮崎市・KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場において開催されました。

大会初日に男子10000mが行われ、旭化成からは中嶋和希が出場しました。
天候は晴れ、気温30度と厳しい暑さの中、16時25分にスタートしました。
園田隼選手(黒崎播磨)がスタートから先頭に立ち、中嶋が付いていく展開となりました。
1000mを2分55秒、2000mを5分50秒で通過すると、中嶋は苦しくなり離れてしまいました。
じわりじわりと園田選手に離され一時は100m以上の差となりましたが、中嶋は我慢の走りで落ち込みを抑えながらペースを刻んでいきました。
快調なペースで進んでいた園田選手でしたが、6000mあたりから急激にペースが落ち始め、中嶋との差がつまり始めました。
先頭との差がつまり始めると中嶋は勢いづき、徐々にペースも上がり9000m手前で追いつくとそのまま引き離し、トップでゴール。
地元宮崎開催の大会で初優勝を果たしました。

大会2日目に男子5000mが行われ、旭化成からは市田宏、関口海月、西純平、齋藤椋の4人が出場しました。
天候は晴れ、気温29度で前日に比べるとまずまずのコンディションの中、17時50分にスタートしました。
関口がスタートから先頭に立ちレースを進めていきました。
1000mを2分58秒、2000mを5分56秒で通過した後、市田が先頭に立ちペースを上げると関口が苦しくなり離れてしまいました。
レース中盤からは新人の齋藤が積極的に引っ張るとさらに遅れる選手が出て、先頭集団は5人となりました。
3000m8分48秒、4000m11分45秒で通過し、ラスト1000mを切ったところで市田がスパート。
ここで残念ながら齋藤が置いていかれる形になり、優勝争いは旭化成の市田、西と中村信一郎選手・東遊馬選手(ともに九電工)の4人に絞られました。
残り2周で西が勝負をかけペースを上げましたが、後続を引き離す事ができず、ラスト1周を59秒でカバーした中村選手のスパートに誰もついていけず、中村選手が優勝。
市田が2位、西が3位でのゴールでした。
終盤まで積極性を見せた齋藤が5位、レース運びや切替対応に課題が残るレースとなった関口が8位でした。

第72回九州陸上競技選手権大会成績

男子10000m
1位 中嶋 和希 30分44秒46
男子5000m
2位 市田 宏 14分26秒95
3位 西 純平 14分30秒01
5位 齋藤 椋 14分45秒26
8位 関口 海月 14分54秒65

選手のコメント

<中嶋選手のコメント>

九州選手権は厳しい気候条件でしたが、後半しっかり粘ることができ夏合宿の成果がでたと思います。
この優勝を自信にして冬のレースで結果を残します。
応援ありがとうございました。

旭化成 柔道部