ロケ日はあいにくの雨 しかし...あらたな発見が!
年間約250日をアウトドアフィールドで過ごす田中ケンさん。
快適生活研究家の肩書で、数々のアウトドアのプロジェクトやイベントのプロデューサーとして引っ張りだこの人物だ。
元々は雑誌POPEYEのモデルとして活躍。
懐かしい読者もいるだろう。
今回田中さんが訪れたのは、さいたま新都心駅に近いコクーンシティ住宅展示場に建つヘーベルハウスの「大宮展示場 フレックス」。
アウトドアリビングが充実した設計とあって、生粋のアウトドアマンの田中さんの「ぜひ拝見してみたい!」という要望のもと探訪の運びとなった。
田中ケンさん(以下田中):ヘーベルハウスはドイツに縁のあるハウスメーカーですよね。
僕にもドイツの血が流れているんです。
と、どうやら同胞の気持ちが芽生えているようだ。
このモデルハウスは2Fにひとつ、3Fにふたつのアウトドアリビングを擁する贅沢仕様。
田中さんも到着するなり、迷わず2Fのアウトドアリビングに直行。
アウトドアリビング
田中さんがいたく気にいったのは空が抜けた2Fの半戸外的なアウトドアリビング。
小雨模様だったがさすがアウトドアマン、
田中:これくらいへっちゃら。かえって気持ちいいってものです。
田中:東京の自宅には小さな庭があって、天気のいい日は庭に出て食事をしたりお茶をしたりしているんです。
だからこういう空が抜けたアウトドアリビングは気持ちいいし、うらやましい。
こんなスペースを持てたら、僕はここから動かない。
音楽をかけて、仕事もきっとここでしますね。
この日はあいにくの小雨模様。
しかし3Fのアウトドアリビングはセパレートした設計で、庇がかかっているゾーンと空天井のゾーンが隣接しながら同居している。
見晴らしのよい3Fベランダ。アウトドアリビングにはアウトドアギアやツールがよく似合う。
田中:キャンプ道具を仕舞うことなく置いておける。しかもここで日々使えちゃうのがいい。
室内も開口部が大きくとれる構造だから、アウトドア感を味わえる書斎スペースもつくれる。
田中:こんな男の居場所もくすぐる。
田中:晴れていたら空が抜けたスペースを使い、雨の日は庇のあるスペースを使い分けられるなんて最高ですね。
仕事柄、アウトドアギアをたくさん持っていて、いつもは倉庫に仕舞っているんですが、アウトドアリビングがあればここに並べておいても絵になりますね。もちろんここで実際使うことだってできる。
素晴らしいなあ。
田中さん愛用のコールマン社の64年製バースデーランタン(自分の生年に製造されたモデル)も、アウトドアリビングに置いておくだけで最高のオブジェになる。
庇と高さのある外壁に囲われたプライベート感あふれる3Fのスカイデッキ。
雨の日は庇が延びたこのスペースで寛げる。
ここにはヴィンテージランタンのような大切なギアを置いておきたい。
田中:クッションやチェアを置けるから、グランピングのような時間が楽しめそう。
僕はラム酒を片手に、仕事の構想をここで練ろうかな。
庭でありながら、完全なプライベート空間。
こんなに快適で贅沢なスペースが自宅にあれば幸せですね。
田中:いくらアウトドア好きの人でも、普通は年間でGWに1回、夏休みに2回、秋の連休に2回の計5回くらいしかキャンプに行けないでしょう?
でもこの気持ちいいスペースがあれば、たとえ都会の中でも毎日アウトドアライフが日常的に楽しめてしまうのだから、こんな幸せなことはないし、夢のようです。
アウトドアリビングを入り口に、リアルなアウトドアにも興味を広げてくれたら、僕としてもこんなにうれしいことはないですね。
written by Masaki Takahashi /
photographed by Junsuke Obi
現在は快適生活研究家の肩書で、アウトドアイベントのプロデュース、雑誌やテレビのコーディネイトなど多岐にわたって活躍。
軽井沢と那須にキャンプ場「outsideBASE」を運営。
現在BS日テレ「イケ男! おもてなしキャンプ」(毎週水曜21時放送)に出演中
※WEB掲載用に一部加筆・修正しています。