AsahiKASEI

耐薬品性・耐熱性

メフの耐薬品性

メフは耐薬品性にも優れているため様々な用途で活用できます。

薬品名 判定
塩酸(10%)
濃塩酸(36%)
硫酸(10%)
硫酸(30%)
硝酸(10%)
硝酸(40%)
燐酸
ホウ酸
水酸化カリウム(10%)
水酸化ナトリウム(10%)
水酸化カルシウム(10%)
過酸化水素(3%)
薬品名 判定
アンモニア水
n-ヘプタン
トルエン
二酸化エチレン
トリクレン
クロロフォルム
アセトン
酢酸メチルエステル水
エチルアルコール
薬品名 判定
ガソリン
軽油
灯油
重油
テレピン油
エンジンオイル
タービン油
アマニ油

試験方法(ASTM D 543 56T)

試料片(75mm×25mm×10mm)を各種薬品に浸透させ7日間、23℃、50%RHの雰囲気下に静置した後、試料を取り出し35℃×24hrs放置後の寸法、質量の変化を測定する。

判定

判定 寸法変化率(%) 薬品吸収率(Vol %) 外観
< 1 < 3 変化なし
1 〜 3 3 〜10 わずかに変化
> 3 > 10 膨潤
× 溶解又はフォーム収縮

耐薬品性の対比

薬品名 メフ 発泡ポリスチレン
灯油 ×
エンジンオイル ×
ガソリン ×
トルエン ×
トリクレン ×
アセトン ×
酢酸メチルエステル ×
エチルアルコール
アマニ油 ×

メフの耐寒性

メフはポリエチレンを主原料とした発泡製品なので、耐寒性に優れています。
低温下でも割れ欠けしにくい特性があります。

メフの耐寒性

低温(-30℃)時引張伸び率

低温(-30℃)時引張伸び率

注)これらの数値は測定値であり、規格値ではありません。