自動車用部材
メフは自動車部材としても展開しています。
![自動車用部材](/infofoam/mef/use/img/car/img_car_01.jpg)
「メフ」は
① 軽量性 ② 回復性 ③ 強靭性 ④ 柔軟性
⑤ 低摩耗性 ⑥ 燃焼性 ⑦ 低VOC性
という特長があります。
①軽い
メフはポリエチレンを発泡させているため、非常に軽量です。ウレタン・フォーム(密度:0.068g/cm3)の1/2をメフ30(密度:0.034g/cm3)で代替した場合
![①軽い](/infofoam/mef/use/img/car/img_car_02.jpg)
25%の重量Down
車体の軽量化に大きく貢献します。
②回復性
メフは発泡ポリエチレンなので、発泡スチロールに比べ、圧縮回復率が、非常に優れています。
50%圧縮永久歪量
![50%圧縮永久歪量](/infofoam/mef/use/img/car/img_car_03.jpg)
注)これらの数値は測定値であり、規格値ではありません。
へたりが少なく車の各種部材に適しています。
③強靭性
メフは、引張破断するまでに、EPSやEPPに比べて、大きく伸びます。
![③強靭性](/infofoam/mef/use/img/car/img_car_04_01.jpg)
伸び率
![伸び率](/infofoam/mef/use/img/car/img_car_04_02.jpg)
注)これらの数値は測定値であり、規格値ではありません。
メフは発泡ポリエチレンなので、割れ欠けしにくいため自動車の各部材に適しています。
④柔軟性
メフは他の発泡製品ポリスチレンに比べ柔らかいです。
⑤低摩擦性
メフは表面摩擦抵抗が小さいため擦れ音が少ないです。他素材では擦れ音を少なくするため異なる素材を複合させる等の工夫が必要ですが、メフは単体で使用できた事例もございます。
![⑤低摩擦性](/infofoam/mef/use/img/car/img_car_05_01.jpg)
こすれ音比較
![こすれ音比較](/infofoam/mef/use/img/car/img_car_05_02_2.jpg)
注)これらの数値は測定値であり、規格値ではありません。
表面摩擦抵抗が小さいため擦れ音が少ないです。
⑥燃焼性
メフは米国自動車安全基準(FMVSS 302)に適合しています。
⑦低VOC性
メフはポリエチレン樹脂を無機の発泡剤で発泡させていますので、発泡剤由来の、VOC(揮発性有機化合物)発生が有りません。