モノづくりの質を、
現場で支える

製造 Y.H. 2007年入社

私の仕事

モノもヒトも見渡して、
品質を守る“砦”です。

私が所属する製造ラインでは、2階建てのヘーベルハウスに使われるH型の梁を製造しています。梁は、⾃動化されたラインの中で、孔あけ、切断、プレート溶接といった加⼯を経て、製品になります。ヘーベルハウスの部材は品質が命です。しかし、⾃動化ラインだからといって常に同じ品質の製品がつくられるわけではありません。電流や電圧のわずかな変化などでも品質に狂いが⽣じてしまうため、検査には特に⼒を⼊れています。機械による検査に加え、人による厳しい検査も実施。品質を守る最後の砦は、“⼈”です。

だからこそ、いかにメンバーが品質に集中できるかが⼤切です。班⻑を務める私の役⽬は、その環境をつくること。とりわけ重視しているのは安全の確保です。安全な環境でなければ、品質に集中することはできません。社内規則を遵守するよう呼び掛けることはもちろん、それが守りにくい状況を⾒つけた場合はメンバーと相談して改善に努めています。

そして、いい仕事をするには健康であることが大切。メンバーとは常日頃から業務連絡だけでなく雑談も交わし、⼼⾝の状態を掴むよう⼼掛けています。梁⼀本ずつの品質からメンバーのメンタルまで。製造ラインの全体を常に⾒渡し、質の⾼いモノづくりを⽀えるのが私の使命です。

顔写真

やりがい

目標に向かい、
皆で取り組む過程が好き。

⼊社以来⼗年以上、モノづくりの現場で働いています。その経験は、私を技術者としてだけでなく、⼈としても成⻑させてくれたように思います。仲間とともにモノづくりに打ち込み、班⻑としてメンバーを指導する中で、何が正しいかを⾒極め、⼈との接し⽅や教育の仕⽅も学びました。

今では、班⻑としてチームを盛り上げ、皆で⼀緒に⼤きな⽬標に向かって取り組むことが仕事の喜びです。当社には製造部⾨表彰という制度があります。製造の各部⾨が期初に⽬標を定めて半年間取り組み、優秀な結果を残した部⾨が表彰を受ける制度です。私は、メンバーとアイデアを出し合い、⽬標を決めると「半年間、頑張るぞ!」と呼び掛けてスタートします。例えば、検査の精度向上に関する⽬標を⽴てた場合、定期的に勉強会を開催して、「この検査の必要性は何だろうか?」と、本質的な部分にまで踏み込んで追求します。それを皆で話し合うことによって、当社のモノづくりの厳しさが分かり、品質の向上にもつながるんです。そのように、皆で精⼀杯取り組み、⼀緒にモノづくりを向上させていく過程が好きです。

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これからの目標

製造以外の視点も学び、
より良いモノづくりにつなげたい。

製造以外の視点も学び、
より良いモノづくりに
つなげたい。

当社のモノづくりの品質や安全を高めるために、経験の幅をもっと広げたいです。勉強会でラインの各工程について突き詰めて話していると、そもそもこの製品はなぜこういう設計なのか、といった話になることがあるんです。製造以外の仕事を通して知見を積めば、製造の質や効率を高めるヒントが見つかるかもしれません。当社のより良いモノづくりのために、これからも挑戦し続けます。

メッセージ

仕事をしっかりサポートしてくれる。
努力を認め、称えてくれる。
だから成長し続けられる環境です。

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私の週末

子どもたちと外遊びしています。

一番下の子供はまだ小さいので、週末は上の2人の子供と公園や田んぼで遊んでいます。水を張っていない田んぼはだだっ広くて、とても開放感がありますね。

休日の様子