「正しさ」の
基準をつくる

設計 N.T. 2011年入社

私の仕事

正確な設計図づくりのために、
現場にとことん向き合う。

正確な設計図づくり
のために、
現場にとことん向き合う。

ヘーベルハウスの部材が製造ラインで正しくつくられるために必要なのが、設計図です。設計課では、製造に関わる社内外の⽅々と協⼒し、部材の仕様を細かく記した設計図をつくっています。また、様々な部材の仕様開発も設計課の仕事です。

私が担当しているのは、HEBEL HAUSの中高層ビルディング「ヘーベルビルズ」の仕様開発と各物件ごとの設計図の作図です。ヘーベルビルズは、都市における土地活用の選択肢として、上空を活かした様々な空間活用を実現できる中高層ビルです。土地オーナー様のご要望や立地などに合わせて、1棟1棟プランニングされ、それに合わせて各部材の仕様が決められます。作成する設計図は1棟につき数百枚。それを、一般的なCADシステムに加え、3D・CADシステムも使って複数のメンバーで協力しながら作図していきます。

設計図に間違いがあると、その後のすべての工程が間違ってしまうため、「正確であること」をなにより大切にしています。また、新しい部材を開発する際には、仕様を決める前に製造ラインの方々と綿密な打合せをしたり、必要とあれば、工場内にある実物大の「検証棟」に実際の部材を組み付け、納まりなどを確かめるアナログな作業も行います。「正確さ」を追求するために、現場にとことん向き合うことが大切だと考えています。

顔写真

やりがい

温かい環境が、
私を成長させてくれました。

温かい環境が、
私を成長させて
くれました。

入社後は7年ほど製造の仕事に携わり、その後、設計課に異動しました。設計課ではちょうどその頃、ヘーベルビルズの発売に向けた準備が進められており、私も躯体開発業務に携わりました。従来にはない思想で設計する仕事だったこともあり、開発と生産体制の確立にはとても時間がかかりました。社内外の多くの皆さんと協力しながらなんとか立ち上げを成し遂げたときは、本当にうれしかったですね。

異動した当時の私はCADシステムを触ったこともなく、右も左もわからず不安でした。そんな私に、先輩⽅はCADの基本操作から教えてくださり、わからないことは時間を惜しまず丁寧に説明してくれました。新商品の⽴ち上げという重要業務を乗り越えることができたのは、そうした温かい職場環境があったからこそだと思っています。

製造の仕事をしていたときは図⾯を「渡される側」でしたが、設計課に移って「渡す側」になり、上流⼯程を担う責任感が⾝についたように思います。設計図は、その後の⼯程の仕事の「正しさ」の基準となるもの。設計の意図やポイントをきちんと伝えなくては、当社の製造品質は保てません。設計者は、その役割を担う重要な仕事です。私は設計者になったことで、以前より一歩、成長できたように思います。今では、皆さんと⼀緒にモノづくりを進めることに喜びを感じています。

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これからの目標

一人前の設計者となり、頼られる存在に。

一人前の設計者となり、
頼られる存在に。

設計の仕事はまだまだ分からないことが多く、上司に助けてもらうことがよくあります。勉強を重ね、より多くの知識を身につけることが目下の課題です。そのかたわら、製造に関わる資格獲得にも挑戦し、設計業務に役立てていきたいですね。一人前の設計者となり、周囲から頼られる存在になりたいと思っています。

メッセージ

社員一人ひとりの意見に耳を傾け、
良い考えは取り入れてくれるのが
当社の良さです。きっと、仕事に
やりがいを持てると思います。

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私の週末

愛するワンちゃんと遊んでいます。

ミニチュアダックスフンドの「ダン」と遊んで過ごすのが週末の楽しみです。小さな頃に出会い、もう10年ほど一緒に過ごしている、大切な家族の一員です。

休日の様子