OUR PRIDE

私たちの
モノづくり

旭化成住工では、
多くのプロフェッショナルが
力を合わせてモノづくりを行っています。
そして、
モノづくりの生命である技術と品質を、
長い年月をかけて磨き続けています。
高みを目指し、
たゆまず取り組み続けることが、
私たちの責任であり、誇りです。

BRAND

ヘーベルハウスの
魅力を生み出す
“部材”をつくる

ヘーベルハウスの
核をつくる会社

旭化成ホームズの⼾建住宅ブランド・ヘーベルハウス。

その最⼤の特徴は、地震に負けない“強さ”と、限りある敷地に多彩な空間を創造できる“⾃由度”にあります。それらを実現するのは、揺るぎない強度を持つ鉄⾻部材と、⾼度な技術によって設計・製造される様々なパーツです。 ヘーベルハウスの核ともいえるそれらの部材は、私たち旭化成住⼯の製造現場から⽣み出されています。

QUALITY

“厳しい規格”で
つくる

地震にしなやかに
立ち向かう。

2階建てヘーベルハウスの強度と設計⾃由度を両⽴する躯体「ハイパワード制震ALC構造」。その要となる部材が、太く短い斜材と横材を組み合わせた制震フレーム「ハイパワードクロス」です。

外からは⾒ることができないこの部材こそ、ヘーベルハウスの“強さ”の正体。地震発⽣時、フレーム中⼼部に位置する制震デバイスに地震エネルギーを伝達し、エネルギーを吸収して建物の倒壊や損傷を防ぎます。制震デバイスの中央にある蝶々のような形の部材は、「極低降伏点鋼(ごくていこうふくてんこう)」という特殊な鋼材を採用しています。粘り強く、変形能⼒に富んだこの鋼材が、地震エネルギーを吸収するのです。

制震デバイスは、極低降伏点鋼を含む計14個の多様なプレートやボルトを組み合わせてつくられています。極低降伏点鋼と接続プレートは、製造ラインに流されるまでに幾多の特殊な加工が施されます。一方のボルト類は、加工時にわずかな寸法のズレも起きないよう、温湿度を一定に保った環境で保管・加工されています。

これらの部材がラインの中で精密に組み上げられ、斜材・横材と強固に溶接されて、ハイパワードクロスとして完成します。その⼯程では、決められた規格から外れることや、僅かな⼿順のミスも許されません。機械と⼈の⽬による何重もの厳しい検査を⾏われ、クリアした製品だけが、ヘーベルハウスの建設現場へと出荷されています。

TECHNOLOGY

“匠の技”で
つくる

ヘーベルハウスの3階建ては、大断面の柱と梁による「重鉄・システムラーメン構造」が採用されています。その骨格を成すのが、150mm角の肉厚な角柱と大梁。これらが大地震に対抗する力となり、プランニングの自由度を確保しています。

オンリーワンの部材。

「C0柱(シーゼロばしら)」とも呼ばれる⾓柱は、住宅ではヘーベルハウスでしか使⽤されていない、⽂字通りオンリーワンの部材です。孔あけ加⼯、エッジ加⼯を時間をかけて⾏い、躯体の基礎とつながるベースプレートとの溶接を⾏います。エッジが鋭⾓であるため、ロボットによる溶接は困難。旭化成住⼯で屈指の溶接技術を持つ熟練⼯が、完全⼿溶接で⾏います。

⾓柱とベースプレートの接合部に溶接機を当て、⽕花を散らしながら何層も繰り返し溶接することで高い強度を実現します。品質には⼀切の妥協なし。溶接機の振り幅、スピードにわずかな狂いがあれば出荷できなくなるため、じっくりと時間をかけて溶接していきます。匠の技で仕上げられた接合部は、まさに⼯芸品。超⾳波による品質検査を組み合わせ、高い品質を確保しています。

「C0柱」⼿溶接の品質は、⼀般の品質基準に加え、それを上回る独⾃の社内基準を使って守っています。旭化成住⼯に溶接技術者は多数いますが、「C0柱」の⼿溶接を⾏えるのは、厳しい社内認定を取得したごく少数の社員のみ。3階建てヘーベルハウスのプランニングの“⾃由”を、匠の技と厳しい品質チェックによって⽣み出しているのです。

TEAM WORK

“チームワーク”で
つくる

すべては、お客様の安全と
安心のために。

ヘーベルハウスの“強さ”と“⾃由”。それは、熟練者の高度な技術に加え、自動化されたラインにおける機械と人による厳しい品質管理によって支えられています。また、生産設備の日常的な点検や保守、部品の在庫管理や購買先へのタイムリーな発注など、各部門のプロフェッショナルたちがその力を結集させることで、住宅部材の安定的な生産を実現しています。

各⼯程を担うプロ同⼠が、助け合い、時に助⾔し合って、お互いの意識と感性を⾼めています。それが、旭化成住⼯のモノづくりの礎です。 すべては、ヘーベルハウスに住まうお客様の安全と安⼼のため。当社はこれからも、⾼品質の住宅部材づくりに⼒を注ぎます。