全身性エリテマトーデス(SLE)
Systemic Lupus Erythematosus

全身性エリテマトーデス(SLE)の概要

血液検査で、血清中に自分の細胞の構成成分である核に対する自己抗体(抗核抗体)が検出される自己免疫疾患の一つです。

免疫機能の異常がもとになって、さまざまな組織に障害をきたし、皮膚、関節をはじめ、全身の臓器に炎症を起こします。顔や手に特徴的に紅斑(発疹)が出るところからエリテマトーデス(エリテマとは紅斑という意味)あるいは英語の頭文字からSLE(エス・エル・イー)とも呼ばれます。

炎症は、皮膚、関節、筋肉、腎臓、肺、心臓、神経などの全身のいろいろな組織・臓器でおこり、脱毛、脳血管障害、肺炎、心膜炎、多発関節炎、腎障害、末梢神経障害などの多様な症状を呈します。

全身性エリテマトーデス(SLE)の治療について

治療は、病気の経過や病態に応じて行われますが、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やステロイド薬による治療が基本となります。ステロイド抵抗性の症例に対しては免疫調節薬が用いられることもあります。

また、血漿中の自己抗体(抗核抗体)およびその反応物(免疫複合体)を除去する目的で血漿交換療法が行われることがあります。

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病気の治療方法や弊社の医療機器の治療効果、副作用に関するお問い合わせに対しましては、法律の制限でご回答を差し上げられません。医療機関にご相談いただきますようお願い致します。

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