設備診断

旭化成エンジニアリング 設備診断の強み

旭化成エンジニアリングは旭化成グループの保全に関する技術、および膨大なデータを蓄積しております。そのノウハウをもとに自社で回転機器診断装置、高圧ケーブル活線絶縁診断装置、さらには計画保全システムなどを開発/商品化してきました。

ニアライン設備診断システム(MD910)と活線絶縁診断装置(LINDA)は、設備保全に欠かすことのできない、機械設備と電気設備のIotデバイスとしてご利用いただけます。Iotを駆使することで無人による点検を実現し、エッジデバイスの情報を自動データ収集することで、日々変化する事業環境(DX、SDGs、ニューノーマル)に順応するとともに、設備の安定稼働を実現します。保全管理のデジタル化と現場主義のアナログ的な両面でお客様をサポートします。

旭化成エンジニアリング 設備診断の強み

ポータブル振動診断器 Vibro-Collector® MD-330 [追加システムA-RMDs®]

回転機器の振動傾向を測定する
MD-330

2021 TPM優秀商品賞(開発賞)受賞

旭化成エンジニアリングが設備診断技術の研究をスタートしたのは、1975年のことでした。その技術を現場で活用するために、計測用のハードウエアも自社で開発し、多くのお客様に提供しています。MD-330は、回転機器の振動から異常の兆候を読み取り、CBMを実現するためのポータブル振動診断器です。保全経験の浅い担当者の方でも、固定センサと同様の安定した正しい計測を可能にする「押し圧一定プロープ」を標準装備しています。

回転機器の振動傾向を測定するMD-330診断器 を使用した振動測定

Web型遠隔自動振動診断システムA-RMDs®

2012 TPM優秀商品賞(開発賞)受賞

振動診断により機器の異常を判定する際に、絶対判定基準として旭化成エンジニアリング 独自の「AMD基準(旭化成振動基準)」を提供しています。「AMD基準」は、旭化成グループにおける長年の診断実績に基づいたもので、自動車メーカーや電力会社にも採用されています。A-RMDs®は、MD-330で計測した回転機器の振動測定値と機器情報をサーバに送信し、異常の有無、緊急性、原因、対策などが記載された診断報告書をオンラインでダウンロードできるサービスです。ITを活用した「AMD基準」によるハイレベルな解析でCBM体制をバックアップします。

Web型遠隔自動振動診断システムA-RMDs®

計画保全支援システム TMQ®シリーズ

[TMQ®-W]2015 TPM優秀商品賞(開発賞) 受賞
[TMQ®-Basis]2009 PM優秀開発賞 受賞

TMQ®シリーズは、保全活動を「見える化」して計画保全を推進するために、旭化成エンジニアリングが開発したツールです。30年以上にわたって蓄積した経験とノウハウが凝縮されたTMQ®は、旭化成グループすべての保全管理に導入され、優れた効果を発揮しています。簡単な入力操作で機器台帳、保全計画、保全履歴などを管理し、現状の評価から保全計画立案まで、保全のPDCAサイクルを確実に実行します。

  • ・予防保全の採用で故障修理の削減とコストダウンを実現します
  • ・設備の稼働率を高め、利益を生む保全へシフトします
  • ・経験豊富な技術者の不足を旭化成で培ったノウハウで解決します
  • ・業界のパイオニアとして30年の歴史と3,000以上の導入実績があります
  • ・メンテナンス研究所で開発された信頼性の高い技術とシステムです
  • ・日本語、英語、中国語ほか多言語に対応可能(TMQ®-W)です

TMQ®シリーズ紹介

TMQ®-W

シンプルな操作性と必要十分な基本機能を備えた多言語対応型の計画保全支援システムです。計画保全を定着させるため、まずは故障削減から始めたいお客様におすすめのエントリー版TMQ®です。リアルタイムの言語切り替え機能により、海外工場を持つ企業の、日本からの保全支援も強力にサポートします。

TMQ®Ⅴ(TMQ®Ⅳ+TMQ®-Basis)

TMQ®の最上位バージョンとして、豊富な機能を提供する計画保全支援システムです。重要ランクの評価・設定に加えて、機器ごとの点検・管理基準を詳細(部位レベル)に管理したいお客様向けです。
<Basisとは?>
計画保全に欠かせない「機器重要度評価」「機器別管理基準」の決定や「指示検収書」の作成など、計画保全の基盤構築をサポートする仕組みです。

高圧ケーブル活線絶縁診断装置 (LINDA)

LINDAは3kV、6kVの高圧配電線路の絶縁を活線下で測定する装置です。

  • ・完全自動システムで、自己診断機能付きです
    測定・データ処理などを完全自動で実行し、測定精度を自己診断して異常があれば測定を中止し、警報を出します。
  • ・異常時アラームを出します
    診断結果・装置の異常に対して警報を出します。
  • ・各種報告書を作成します
    絶縁抵抗傾向グラフ、日・週・月報の作成をします。
  • ・マルチ型で大規模なシステムが経済的に構築可能です
    1台のLINDA測定器で最大90回線まで測定可能です。
    ※マルチ型とは1台のコントロールパソコンで最大10台のLINDA測定器を接続できることを言います。
  • ・遠隔監視が可能です
    LAN環境により遠隔からの監視・設定変更が可能です。

LINDA導入による傾向監視で、コンディションベースメンテナンスを実現します。

高圧ケーブル活線絶縁診断装置 (LINDA)

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