押出機の場合

ペレタイザー、フィルム成形機(Tダイ、インフレーション)、ラミネート押出機、ブロー成形機などの押出機でも射出成形機と同様にアサクリンをご使用いただけます。

アサクリンのグレード選択や
洗浄方法が重要となるので、
弊社までご相談下さい。
ご相談はお問い合わせフォームより
お問い合わせください。

洗浄方法

<洗浄温度>

*ポイント*

  • 洗浄時は、シリンダー温度はそのままで、ダイ以降の温度を20~30℃上げて下さい。
    (PVC等、熱分解しやすい材料はご注意下さい。)

温度は低い程アサクリンの洗浄能力は高くなりますが、洗浄対象物は落としにくくなります。逆に温度が高い方が洗浄対象物が柔らかくなり落ちやすくなります。落としにくい部分の温度を上げることでより効果的に洗浄できます。

<スクリュー回転数>

*ポイント*

  • スクリュー回転数の低速・高速を繰り返して下さい。(モーター負荷にご注意下さい)
  • 二軸押出機でフィーダーがついている場合は、供給量を増やし、スクリュー回転数を低速にすると機内に樹脂を密に充填できます。

低速で回転させるとシリンダー内に樹脂が密に充填されます。一方、高速で回転させるとシリンダー内に負荷をかけることができます。

<滞留による効果>

*ポイント*

  • 洗浄時5~10分滞留させて下さい。(アサクリンは各種樹脂との相溶性に優れていますので、滞留させることにより金属面に付着している汚れを包み込んで洗浄することが出来ます。newEXは滞留不可です。)

樹脂が流れるだけの部分では、洗浄剤が樹脂経路の中心を流れてしまい、洗浄対象物(汚れ)が付着している金属面まで洗浄剤が達しないことがあります。

<スクリーンメッシュ>

*ポイント*

  • アサクリンで洗浄後、次材料を適量流したところで、スクリーンメッシュ交換をお願いします。(後材料への置換が早くなります。)
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  • newEX、PX2を使用する場合は、スクリーンメッシュを必ず外して下さい。
  • グレードによってメッシュ詰まりが起きる場合がありますので、ご相談下さい。

洗浄時には、スクリーンメッシュをつけていた方が圧力がかかり、シリンダー・スクリューの洗浄が効果的に行えます。洗浄後はスクリーンメッシュの交換をして下さい。

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