イマドキの共働き家族とは?

楽しい育児だけだった夫は、今や保育園送迎も:25年の変化 夫の育児編

1.保育園送迎など、パパも仕事を調整して育児

この25年で、夫の育児の内容にも変化が見られます。
昔も今も、「楽しい育児」すなわち子どもをお風呂に入れる、あやす、ミルクをあげる、おしめを換える、などには妻の就業形態を問わず多くの夫が協力しています。ただし昔は、保育園の送迎や、子どもが病気になった時に仕事を休むといった、仕事を調整してまで関わる「大変な育児」まで担っている夫は多くありませんでした。

夫が育児でしていること(複数回答)(2012年比較)

それが2012年の調査では、フルタイム共働き世帯の約7割の夫が保育園の送迎をし、子どもが病気になった時に仕事を休む夫も6割近くいるという結果が見られます。
これらの結果から、夫は育児の「いいとこ取り」だけではなく、自らの仕事を調整し、多少なりとも犠牲にして、大変な部分の育児にも関わるようになったといえます。

大変な育児も担うように なった

夫が育児でしていること(複数回答)(2012年比較)

逆にいえば、昔はほとんど妻だけが仕事を調整、犠牲になって育児をしていたのが、現在はよりフェアな意識で実践、協力し合っている現代の夫婦像が見えてきます。
そうでもしないとフルタイムでの共働きは続けられないということでしょう。

フェアな意識で 役割分担

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