ご計画から完成までのストーリー
代々続く病院の相続・建て替え
N社様は、代々続く築60年近い病院を相続され、建て替えを検討されていました。
クリニックと賃貸住宅の複合建築を検討している中で、旭化成ホームズのシニア向け賃貸住宅に関心を寄せられ、資料のご請求をいただきました。
N社様が懸念されていたのは、建て替え期間内の長年通っていただいている患者様のことでした。建て替え期間中の仮診療所をなるべく近くに設けたいと考えていたところ、病院の隣接地があまり活用されていなかったことから、購入をご検討。交渉・仲介に関しては、旭化成不動産レジデンス(株)があたりました。
隣接地の購入が完了し、その土地に5階建てのヘーベルビルズ(A棟)をご建築。
1階に薬局、2階にテナントのクリニックを旭化成不動産レジデンスが誘致、3~4階にN社様の経営する仮診療所、5階をN社様の事務所とするクリニックビルです。
クリニックとシニア向け賃貸住宅の複合ビルが完成
A棟の完成後はいよいよ本院の建て替え(B棟)です。B棟は1階にテナント、2階にN社様のクリニック、3~7階にシニア向け賃貸住宅14戸のプランです。
三角形の敷地のため、建物を雁行させた個性的なファサードにしています。
B棟の完成後は、N社様のクリニックを2階に移転し、診療をスタート。1階には内科クリニックを誘致し、ヘーベルVillageのご入居者にも近くに病院があることをメリットに感じていただき、満室となりました。
A棟の1~4階、B棟の1階は、賃貸店舗・事務所の一括借上げシステム(30年?)を採用され、B棟の3~7階のヘーベルVillageも賃貸住宅の30年一括借上げシステム(※)を採用。安定した収入が得られ、クリニック経営から不動産事業へと業務内容を広げられています。
(※)
● 2年毎に賃料の見直しを行います。また、借地借家法第32条の規定により、賃料は減額されることがあります。
● 2年毎に賃料の見直しを行います。また、借地借家法第32条の規定により、賃料は減額されることがあります。
● 一括借上げ契約期間中においても、当社等から解約することができます。オーナー様から解約をする場合には、借地借家法第28条の規定により、正当な事由があると認められる場合でなければ解約することができません。