ご計画から完成までのストーリー
採用率、定着率向上のため社員寮の計画がスタート
アサヒロジスティクス様はさいたま市大宮区に本社を構える物流グループで、食品物流を中心に全国展開し、積極的な事業拡大を進めている物流の先端企業です。
トラックドライバーの採用率の低下、定着率の低下等の方策の一つとして、社員寮の案が持ち上がりました。ちょうど埼玉県滑川町に社有地があり、近隣に営業所や物流センターがたくさんあることから従業員も多くいます。また近くに研修センターもあるので、研修に参加する社員の宿泊施設としても使えるのではということからプロジェクトがスタートしました。
旭化成ホームズをパートナーとして選んでいただいた理由をご担当者はこう語られます。
「採用のための施設となると、やはり入居者となる社員に喜んで住んでもらいたいですから、入居者からの満足度が高い建築会社を複数ピックアップしつつ、工法も含めていろいろ比較検討しました。最終的には施設としての材質や工法の優位性、風水害に対する耐久性なども選定要因としては大きかったと思います。さらにご提案いただいたプランが私どもの要件を満たし、設計にしっかり反映していただけた点や、営業担当の方の対応も含めて、総合的に判断させていただきました。 」
「採用のための施設となると、やはり入居者となる社員に喜んで住んでもらいたいですから、入居者からの満足度が高い建築会社を複数ピックアップしつつ、工法も含めていろいろ比較検討しました。最終的には施設としての材質や工法の優位性、風水害に対する耐久性なども選定要因としては大きかったと思います。さらにご提案いただいたプランが私どもの要件を満たし、設計にしっかり反映していただけた点や、営業担当の方の対応も含めて、総合的に判断させていただきました。 」
そこに住んでいることが誇りに思えるような施設を目指す
独身寮ということで、一人で住んだときに満足感を得られるような建物であることが重要でした。会社の寮なのだけれども、そこに住んでいることが誇りに思えるような施設であり、市中にある賃貸物件と同等かそれ以上のものを目指しました。
「社員寮としての用途以外にも近隣の研修施設に遠方から来訪する社員の簡易宿泊施設や長距離トラックの輸送などで宿泊を要する場合に一部使ったりもしています。そういう意味では、私たちのような業態・業務を行う会社にとっては、大変有意義な施設だと思います。 」
入居希望者も多く、人材採用にも貢献
プランの特徴としては、1階部分に大きなミーティングスペースを設け、研修で来た人たちや居住者同士がコミュニケーションを図れるような場としました。そこに設置したキッチンで調理したものを外部のウッドデッキで食べたり、共用部を上手に使って交流の機会になり得るような空間を目指しました。
「『社員寮なんて流行らない』という時代があったので、始める前は本当に使ってもらえるかな、という不安もありました。ただ、蓋を開けてみると入居希望者が多く、社員からも好評をいただいています。」
結果としてこの社員寮が決め手となって採用に至ったというケースや地方からの応募もあり、企業のイメージアップにつながっています。