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初期コストダウン(金型コスト)

樹脂成型品を成形するためには、金型が必要になります。
射出成形用の金型は、高温・高圧の樹脂を注入させるため、高温高圧に耐える金型が必要です。さらに、樹脂の強化のためのガラスや鉱物を多く含む樹脂を成形するためには耐摩耗性の高い金属を選択することも必要で、金型の製作費用は製品コストに大きく影響します。
そのため、特に小ロット(1万個以下)の生産では金型製作費の影響は大きくなります。

初期コストダウン(金型コスト)

サンフォースは、一般的な発泡スチロールと同様な蒸気成形で、金型内圧は射出成形の数百分の1程度しかありません。
金型内圧が低い事から、金型の材質はアルミニウムで製作可能で、加工性が良い事と相まって非常に安価に金型を製作する事が可能です。
同形状の射出樹脂の金型と比較して、5~10分の1程度のコストで金型作成が可能で、小ロット生産であっても、複雑な形状の成形品を製作しやすくなっています。