原料、製法
サンフォースは、旭化成独自の樹脂開発及び発泡加工技術によって、世界で初めて高難燃性(UL-94 V-0)の認証を取得したビーズ状発泡体です。
サンフォースの原料には、旭化成が生産するポリフェニレンエーテル(PPE)樹脂を主な基材とした、耐熱性・難燃性・電気的特性に優れたエンジニアリングプラスチックを使用しています。
![ポリフェニレンエーテル(Poly Phenylene Ether)](/infofoam/sunforce/feature/img/material/img_material_01_01.jpg)
(Poly Phenylene Ether)
(熱可塑性樹脂等)
(難燃剤等添加剤)
サンフォース®原料の混合と溶融押出
ミニペレット
造粒
![ミニペレット造粒](/infofoam/sunforce/feature/img/material/img_material_01_02.jpg)
無機ガス
添加
発泡
サンフォース®(発泡ビーズ)
![SunForce(発泡ビーズ)](/infofoam/sunforce/feature/img/material/img_material_01_03.jpg)
また、独自の無機ガス発泡技術は、製造工程で地球環境負荷が極めて低い発泡剤を用い、製品内にもVOC(揮発性有機化合物)の含有は極めて低くなっています。
サンフォースの発泡ビーズは、一般的なオレフィン系発泡ビーズよりも小径で均一な形状自由度が高い成形用発泡ビーズとして製造されています。また炭化水素を発泡剤として使用されている発泡ビーズと異なり使用期限等もありません。
構成された気泡は独立気泡構造で、断熱性や耐吸水性に優れています。
発泡ビーズの断面図
![発泡ビーズの断面図](/infofoam/sunforce/feature/img/material/img_material_02.jpg)