ご計画から完成までのストーリー
自転車店と自宅の併用住宅。業態転換とあわせて自宅の建て替えも
お父様が営まれる自転車店が1階にある店舗併用住宅にお住まいだった神奈川県横浜市のM氏。「父が高齢のために店を閉じることになったことを機に、 老朽化した家の建て替えを計画しました。お店は閉めてしまいますが、商店街の街並みを変えてしまいたくないとの父の要望で、1階には店舗を入れ、賃貸住戸 を併用して賃貸経営もできないものか、そんな活用方法が考えられるかを旭化成ホームズと他数社に相談しました」とM氏。
ご相談を受け、早速経営のシミュレーションを実施。これまでのお店の収入に代わるご両親の収入、M氏の代になってからの将来的な収益性などを試算し、どちらも担保できると判断。具体的なプランのご提案をさせていただくことになりました。
他社からの提案もある中、M氏が選ばれたのが旭化成ホームズでした。「店舗、賃貸、自宅がバランスよく配されたイメージ通りの提案内容でした。もちろん、
収益の確保が将来にわたってしっかりと考えられていることがポイントです。メーカーの得意なプランを勧めるのではなく、あくまでも私たちの要望を形にして
いくという姿勢も印象的でした」とM氏はおっしゃいます。
30年後までも見据えたローン構築でより安心に
旭化成ホームズがご提案したのは1階に2つの店舗、2〜3階に1K×4戸、1LDK×2戸の賃貸住戸、4階にご自宅という4階建てです。賃貸部は、今の段
階で収益性の高い1Kを多く、しかし将来のニーズの変化に対応できるように1LDKも加え、競争力を高めました。店舗は、弊社の専門部署と連携し、ター
ゲットや家賃設定なども含め、プランを練り上げました。その結果、コンビニ向けの大型店舗をひとつ設けるのではなく、2店舗にすることで空室のリスクを軽
減しています。ローンに関してもお父様とM氏とで返済年数の異なる複数のローンを組み合わせ、住宅ローン減税も活用。ご両親にもM氏の代にもバランスよく
収支が得られ、10年後には元本が減少、11年目以降の収支が楽になる資金計画としました。
ご自宅の利便性を考えるとフロアの中央にエレベーターを設けたいところですが、それでは賃貸住戸を効率よく確保することができません。さまざまな制約・条
件をクリアしながら、それぞれを最良の形で収めるために試行錯誤しながら出来上がったのがこのプランです。ご自宅部分は将来の家族構成の変化にも対応でき
るよう、ゆとりの間取りに。キッチンや浴室などの設備や屋上利用へのご要望にも細かくお応えしました。
また、外観デザインは幹線道路に面した角地という立地や、店舗と賃貸、自宅を備えていることに配慮した存在感のある佇まいに。賃貸住戸はお引渡し時にすで
に満室となり、店舗についても多くの問い合わせの中から入居店を選ぶという状況になりました。快適なご自宅と、安心の賃貸経営を実現されています。