生物多様性保全の取り組み“「まちもり」アクション”をスタートします

2018年5月22日
旭化成株式会社

 旭化成グループは、2018年度より『まちもり』ポットを活用した事業所緑地の価値の向上と、生物多様性保全の啓発を目的に、生物多様性保全の取り組み“「まちもり」アクション”をスタートします。

 『まちもり』ポットは、旭化成ホームズ株式会社が開発した、高木(3.0m)、中木(1.5m)、低木(0.5m)、地衣植物という高さの違う4層の植物を組み合わせた階層構造の植栽で、生物の視点からは単調になってしまっている事業所緑地に、植物社会学的手法による地域区分を行い、地域植生に配慮した『まちもり』ポットを導入する事で、生物が使い易い緑地としての価値を向上させます。また、導入に際し『まちもり』ポットの生物多様性保全に対する機能、役割、期待される効果等をPRする事で、従業員に対する生物多様性保全の啓発を行います。

 この取り組みでは、「設置」「観察」「発信」「発展」の各ステージにおいて、事業所の従業員が生き物と関わる機会を「まちもりポイント」で評価する事で「見える化」し、またグループの中長期目標を設定し、PDCAを回す事で継続的な活動とします。

 2018年度は5事業所で取り組みを開始し、今後全事業所に展開していきます。

植栽3年度の『まちもり』ポットのイメージ
植栽3年度の『まちもり』ポットのイメージ
従業員啓発用ポスター(例)
従業員啓発用ポスター(例)
以上