CASE 1
営業担当
営業課長
支店長
名古屋南支店長
1996年入社|法学部 政治学科卒
一人ひとりが結果を出す過程まで
楽しめるような
チームプレイ
の在り方を考え続けています。
STEP0
18〜22歳
勝利のためのチームプレイ。
小学生から大学生まで野球を続けました。大学ではプレイヤーとしてだけでなく、監督役や三塁コーチャーなども担当。仲間の強みをどう引き出すか、何を鍛えれば強くなるか、どうしたらチームを勝利に導けるか。強豪校だったこともあり、とにかく「勝利」を目指して試行錯誤する日々でした。
そんな私ですから、入社のきっかけも野球でした。「うち(旭化成ホームズ)に来てみないか?」と野球部OBの方から強く勧められたのです。「鈴木の性格もチームプレイのノウハウもきっと活きるから」と言われ、悩みましたが、信頼できる先輩だったこともあり、旭化成ホームズへの入社を決めました。
STEP1
22~27歳ごろ
とにかく愚直に、ガムシャラに、
「真っ直ぐ」で勝負。
最初の配属は営業担当でしたが、実は私は、入社前から営業は向いていないのではないかと考えていました。私の抱いていた営業のイメージは人当たりがよく、相手の言葉をクッションのように受け止められる人。私はどちらかというと真っ直ぐすぎる性格で、そういったことが得意ではありませんでした。
しかし、他の同期もスタートラインは同じなのだから愚直に頑張ろうと決意。正直、当時の私は不器用だったと思います。でもお客様に対しての真摯な姿勢さえ忘れなければ、上司は私のやり方を応援してくれました。お客様に向き合い、心からおすすめできる家を提案すればいい。気づけば入社前の不安は払拭され、多くのお客様にご契約いただき、全国表彰※も経験できました。何よりうれしかったのは多くのお客様から「鈴木さんだから選んだ」という言葉をいただけたことです。自分の性格を活かした営業で精一杯努力し、それが結果につながった。こうした結果を積み重ねることで、私は仕事への自信を強めていったのです。
※全国表彰:半期に一度、優秀な成績をおさめた営業担当を表彰する社内行事。チーム成績、支店成績、個人成績などさまざまな部門があり、社員にとって大きな目標の一つになっています。
STEP2
28~44歳ごろ
“楽しくやろうよ”
結果が出るまでの
プロセスこそ楽しむ。
営業課長を任された際、若手を育てることの難しさに直面しました。メンバーたちに自分の売り方を真似してもらおうと苦心しましたが、上手くいかず……。一人ひとりに合った売り方ではなく、自分の売り方を教えることばかり考えてしまったからだと思います。結局、営業課長になってからの最初の4年間は思うように結果を出せませんでした。そんな中、渋谷支店に異動になった時に上司からかけられた「楽しくやろうよ」という言葉にハッとしました。
それまでの自分は「結果を出せなければ楽しくない」と思っていました。結果が出るまでのプロセスを楽しむという考えは全くなかったんです。でも、その上司の考え方は違った。上司は、そうやって、チームメンバーをお客様と同じくらいリスペクトし、日々楽しんで働けるようコミュニケーションを積極的に取り、明るい雰囲気づくりをしていた。メンバーの一人ひとりが、プロセスも含めて楽しめるように働きかけ、その結果、チームとして大きな成果を出していました。学生時代のような勝利のみを目指す考えとも、営業時代のような結果が出るから楽しいという考えとも違う。これまでの自分にはなかった考えで驚きましたが、同時に、自分もこういう環境をつくれる人間になりたいと思うようになりました。
この経験を経てからは営業課⻑の業務も軌道に乗りはじめ、全国表彰でチーム優勝という経験もできました。結果を出すためにはどうするべきか、ということにばかり頭を悩ませるのではなく、チームメンバーが楽しく、気持ちよく働くことのできる環境とは何だろう、と考える。チームメンバーが楽しく働いている姿に喜びを感じるようになりました。
STEP3
45歳〜
歩みは止めない。
メンバーが気持ちよく
働けるように。
私は現在、エリアの代表である「支店長」という立場です。営業担当だけでなく、設計担当、工事担当も含めた約50名のマネージャーとして働いています。支店長というのは全社の方向性を理解し、一人ひとりの頑張りを会社の成長へと結びつけていく立場なのだという責任を感じています。
一方で、支店長になっても「楽しくやる」というモットーは変わりません。チームメンバーが仲良く、楽しく、自由に働ける環境をつくり出し、全員で一丸となって成果を出せる組織を目指して日々取り組んでいます。
支店長という立場になったからといって現状維持のような「守り」の姿勢になるのではなく、常に「攻め」の姿勢を持ち続け、時代に合わせ柔軟に変化していきたいと思っています。一人ひとりがより自分らしく、楽しく働ける環境をつくっていく。会社から与えられた使命を果たしていく。それが私の役目であり、目標です。
「自分らしさ」を変えなくていい。
一日一日を楽しんでください。