新卒採用

CASE 5

工事担当

オーナーサービス

研究開発

仕様開発グループ長

*

技術本部 構法・性能グループ

中谷 剛

1998年入社|工学部 環境工学学科卒

自分の可能性を信じ抜けば、
成長できるし結果が出せる。
今も変わらず、そう信じています。

STEP0

学生時代

18〜22歳

一人ひとりの「内面」を大切にする
姿勢に惹かれ、
入社を決意。

父は、役所で建築関係の仕事をしていました。「僕が同じ道に進んだら父は喜ぶはず」「父と仕事の話がしたい」。自分を愛情たっぷりに育ててくれた父が大好きだった私は、将来は父と同じ道に進むと決めていました。

そんな中、最初に参加した会社説明会が旭化成ホームズでした。そこで私は「絶対にこの会社に就職する!」と即決。「お客様に喜んでもらいたい」という想いが一貫していて、それを実現する社員一人ひとりの「内面」を大切にしている。そんな姿勢が仕事や仲間について語る姿から、ひしひしと伝わってきたのです。当時の私は、胸を張って父と仕事の話ができる人間になるために、何事にも粘り強く取り組んで成長したいという想いが強かった。旭化成ホームズで頑張れば、それが必ず実現できると考えました。

STEP1

工事担当時代

22〜27歳ごろ

お客様を第一に思う。
自分次第で成長できる。
お客様が教えてくれたこと。

工事担当は、工事現場における技術的な責任者であるだけでなく、お客様との窓口の役割も担います。最初の頃は、目の前の仕事一つ一つに取り組むだけで精一杯の日々が続きました。

そんなある日、私はお客様からお叱りを受けてしまいます。原因は、業務が立て込み、ご連絡を後回しにしてしまったこと。心臓をバクバクさせながら謝罪にお伺いすると、お客様は諭すように言いました。「私は一生の買い物をしている。ちゃんと私と向き合ってほしい。君次第で、君はまだまだ成長できるのだから」。この言葉に、私はその場で泣いてしまいました。お客様にとって工事担当は、自分の住まいを形にする重要な存在。それなのに私は、お客様とちゃんと向き合っていなかったと気付いたのです。これからはお客様を第一に思い、もっともっと力をつけて、お客様に喜んでいただける仕事ができる人間になろう。そう決心しました。

以来私は、例えばお客様がこだわりをお持ちの部分は、施工の様子をご覧いただけるよう事前にご連絡するなど、常に「お客様に喜んでいただくために何をすべきか」を考え実践。すると、お客様の笑顔を見られることも増えていったのです。ここでの学びは、これ以後も変わらぬ信念となっていきます。

STEP2

オーナーサービス時代

27〜39歳ごろ

観察力と提案力を磨き、
新たな場所でお客様の喜びを追求。

入社して5年目、オーナーサービスを担当する部署へ異動。ご入居されているお客様宅を訪問し、安全で快適な住み心地を維持できるよう、建物性能や設備などを点検したり、お住まいいただく中でのお困りごとの解決をサポートする仕事です。すごくワクワクしました。工事とはまた違う角度から「お客様の喜び」を追求できるのは、楽しいに違いないと思ったからです。

最初のうちは、お客様のご要望に応えるだけで日々が過ぎてしまいましたが、経験を積む中で、次第にいろいろなことに気がつくようになりました。「排水管は今のうちに一度洗浄しておいた方が長持ちするだろう」「お手洗いは新しい機種に替えたほうが使いやすいかも」。自分の知識とお客様の暮らしを頭の中で重ね合わせ、「これだ!」と思った補修や修繕を提案する。そうしてお客様に喜んでいただける瞬間は最高に幸せで、オーナーサービスの仕事にどっぷりのめり込んでいきました。

一方で10年が過ぎると、また別の場所で挑戦してみたいという気持ちも湧いてきて、上司にも積極的に伝えるようにしていました。

STEP3

研究開発時代

39歳〜47歳ごろ

一から勉強し、ZEH
標準化を実現。
何歳になっても変わらない、
成長する楽しさ。

2回目の異動先は、住宅総合技術研究所という想定外の場所でした。旭化成ホームズの更なる強みとなるような研究テーマを見つけ出し、実現方法を具現化し、より良い商品・サービスの創出へとつなげていくのがミッションです。広く深い知識、そして高い分析力が求められるため最初は戸惑いましたが、現場を熟知している私だからこそできる研究があると考えました。

まずは先輩の研究を手伝いながら、幅広く文献を読んだり業界動向を調査し、自らの研究テーマを見つけ出していきました。その中で私が着目したのが「温熱環境」の向上。より快適で環境に優しい住まいを、お客様の手に届きやすい価格でつくりたいと考えたのです。その後、私の導き出した研究成果は、旭化成ホームズのZEH化住宅の標準仕様として採用されることが決定。最先端の研究をお客様の笑顔につなげられる、研究の世界の面白さを知りました。

次の目標は、研究のリーダーとしてメンバーをリードできる存在となること。自分より若い世代が増えてきましたが、負けていられません。ずっと成長する努力を惜しまず、お客様に喜んでいただけるものを生み出していきたいと強く思っていました。

※ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス):住まいの省エネや創エネなどにより、年間の一次エネルギー(石油や天然ガスなど)の消費量が正味(ネット)でゼロ以下となる住まいのこと。

STEP4

仕様開発時代

47歳〜

「本質」を見極め、
時代の変化に合わせて
進化し続ける
ヘーベルハウスを開発する。

次の異動先は技術部です。技術部のミッションは仕様開発であり、新しい商品が期待通りの性能を発揮するように、部材構成や詳細納まりを決めていきます。ここでは、構法性能領域のグループ長を任されました。発売する全てのヘーベルハウスの仕様に直結するため、あらゆる技術的な観点で正しく判断することが求められ、とても責任が重い仕事ではありますが、やりがいも人一倍大きいです。仕事を進めていくうちに、改めて、私自身がヘーベルハウスの仕様について、まだまだ知らないことが多いことを再認識しました。幸いなことに、本社スタッフは様々な部署が身近にいるため、分からないことを専門部署にすぐに聞ける環境にあります。今まで関わりがほとんど無かった部署の方々と積極的に接することで、様々な知識や経験を積むことができ、毎日が勉強で刺激的です。

また、私自身の立場が変わり、実務よりも管理する仕事の割合が増えてきました。組織として最大限の結果をどう出すかについて、マネジメントの在り方や本質を捉えることを意識し、日々、実践しています。身近にお手本となる人も多いので、一日でも早く、肩を並べれることを目指しています。

今、時代の変化は劇的に早く、住宅に求められる環境性能もZEHから断熱等級6へと変わりつつあります。
このような変化の中で、HEBEL HAUS事業を継続して発展させるためにも、私自身が本質を見極めることができ、組織に良い影響を与えることができる人財となることを目指し、自分自身の成長を続けていきたいと考えています。

学生の皆さんへ

どんな状況でも、
自分次第で未来は明るく
楽しくできます。
広い社会で、
思いっきり活躍してください。

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