第56回延岡西日本マラソン

2018年2月11日/宮崎県

第56回延岡西日本マラソン
第56回延岡西日本マラソン

旭化成スポーツスペシャル第56回延岡西日本マラソンが延岡市役所前をスタート・ゴールとするコースで開催され、旭化成からは3連覇を目指した松尾良一の他に出口和也、本田匠、中嶋和希の4人が出場しました。

レースは、旭化成の市田孝がペースメーカーを務め、12時5分に気温7.1度と肌寒く、行縢(むかばき)おろしの吹き荒れる中スタートしました。

市田は5km毎のラップを15分25秒前後できっちり引っ張ると旭化成勢は全員先頭集団で進みましたが、日向市原町を折り返した後23km過ぎに10人ほどに絞られた中から初マラソンの中嶋が遅れてしまいました。

27km過ぎに市田がペースメーカーを終えると田中佳祐選手(富士通)を先頭に7人に集団が絞られましたが、29km手前で出口が脚の痙攣のため後退。

しかし、出口は必死の走りを続け、その後は集団からこぼれ落ちる選手をかわしながら順位を上げていきました。

国道10号線から県道に入った時には先頭集団は4人となりました。

残り5kmを切って山崎翔太選手(ヤクルト)が仕掛けると粘っていた田中選手も39km手前で離れました。

ゴールまで700mとなった安賀多橋に差し掛かったところで本田がスパートすると山崎選手が離れ、旭化成勢のワン・ツーフィニッシュかと思われました。
しかし、勝負を諦めない山崎選手が橋の下りを利用して2人に迫り、中央通り交差点を曲がる際に2人をかわし、そのまま先頭でゴールしました。

初マラソンの本田は2位の2時間12分18秒、3位となった松尾は1秒遅れの2時間12分19秒。
5位の出口は自己記録を更新する2時間14分24秒、中盤以降苦しんだ中嶋は8位の2時間18分41秒でした。

第56回延岡西日本マラソン成績

2位 本田 匠 2時間12分18秒[初]
3位 松尾 良一 2時間12分19秒
5位 出口 和也 2時間14分24秒[自己新]
8位 中嶋 和希 2時間18分41秒[初]

選手のコメント

<本田 匠選手のコメント>

本田 匠

今回初マラソンで延岡西日本マラソンを走らせていただきました。
地元開催で多くの方の声援がとても力になりました。
最後は力及ばず2位となりましたがこの経験を生かし今後のマラソンを走りたいと思います。
寒い中応援ありがとうございました。

旭化成 柔道部