ご計画から完成までのストーリー
ご自宅と老朽アパートの建替え。土地の売却もあわせてトータルに解決
広い敷地にご自宅と築40年のアパートを所有されていた東京都三鷹市のM氏。「資産管理に関しては専門家との付き合いもなく、相続税がどのくらいかかるのか、土地を子どもたちにどう分配すればいいのかなど、いろいろなことが気になっていました」とおっしゃいます。
中でも早急な解決をお望みだったのが、アパートの老朽化と、敷地との境界にある擁壁に生じていた亀裂の問題です。幸い、大事には至らなかったものの、それが土地活用をお考えになるきっかけになり、旭化成ホームズの土地活用セミナーへご参加。資産管理全体にわたるご相談をいただきました。
擁壁を調べると、工事費用だけで約1000万円かかることがわかりました。そこでご提案したのが、土地の一部を旭化成ホームズが購入させていただき、ヘーベルハウスを建てて売却するプランです。擁壁工事や住宅建築の資金調達ができて、固定資産税の節税にも役立つ上、売却した土地の利用方法も明確になる点でもM氏に安心していただけました。
土地のどの部分を売却し、どの部分を活用するかも検討が繰り返されました。接道や法的規制、賃貸住宅の収益性などを考え合わせると、接道面が広く地形の良い西側の土地を活用する方がより良いプランを作ることができると判断。建築計画に加え、税務面、登記面でのアドバイスも行いました。
将来にわたる競争力を考え、賃貸部はペット共生賃貸に
賃貸部分についてはM氏からペット共生賃貸をとのご要望をいただきました。「この数年、周囲に新築の賃貸住宅が増えて、競争が激しくなっています。ここは周辺に緑が多く、大きな公園もあって多くの人がペットを散歩させているので、ペット共生賃貸で付加価値をつけてはどうかと考えました」とM氏はおっしゃいます。
このご要望を受け、旭化成ホームズがご提案したのは、2LDK×7戸の賃貸住戸と、3LDKのご自宅による3階建てです。
ペット仕様の内装や設備はもちろん、ドッグランの大きさや位置なども含め、これまでに手掛けたペット共生賃貸のノウハウを存分に生かしたプランをご提案しました。ご自宅についてもM氏が作られた木彫りの作品を飾る棚を設けるなど、細部までご要望にお応えしました。
「土地の整理や相続など、気になっていたことをトータルに解決してもらい、とても満足のいく土地活用ができました。一括借上げシステムに加え、ペット専門の管理会社を利用しているので管理面でも煩わしさがなく安心です」とM氏。建物の建築だけでなく、土地の売買、節税、管理・運営など、トータルな土地活用への要望にお応えできた旭化成ホームズならではのプロジェクト。ニーズをとらえたペット共生の賃貸住戸はキャンセル待ちが出るほどの人気物件になっています。