ご計画から完成までのストーリー
建築士の親族も太鼓判。長く丈夫で安心できる建物
築30年の学生向けRC造マンションの建て替えを計画されたY氏。
「周辺に新築賃貸マンションが次々と建っていく中、築年数を経た物件は収益性が低下してきていて、先々はマイナスになるのがわかる状況でした。地盤沈下が原因と思われる不具合が見つかったこともあり、将来を考え、思い切って建て替えを決めました。」
2社を検討した中、建築士をしている親族が太鼓判を押してくれたのが旭化成ホームズ。コストパフォーマンスの良さ、何より長く丈夫で安心できるものをという希望に応えてくれた点が決め手です。
「東海地域は大地震が起きると言われているので耐震性も重視しました。希望したのは、ありきたりではない、格好よく重厚感のある建物。入居者が帰宅したときにテンションが上がって疲れが飛ぶような、私たちも入居したくなる建物にと依頼しました」とY氏はおっしゃいます。
Y氏が物件の管理・仲介を依頼されている不動産会社の方からのアドバイスもいただき、ご提案したのが近くにある愛知医科大学とその付属病院の関係者を主な入居者と想定した賃貸住宅です。また、プランを練る過程で奥様から新たに『美術館のような外観』というコンセプトをいただいたので、へーベルの質感を全面に表現するような外観をご提案しました。
ご夫妻が思い描くイメージをまとめたデザインに
道路側から見たときの重厚感、構造の強さを表現するポイントとなったのが、2階・3階部分のせり出しです。敷地は道路側からやや高く、建物を見上げるようになるので、大きくせり出すことで建物の水平ラインを基調にした重厚感のあるデザインとし、外構との調和も図りました。
さらにせり出し部分の窓は横長の窓のみとすることで、へーベルの外壁の質感をより強調。ベランダや自転車置き場、宅配ボックスなども道路側からは見えにくいように配置しています。
また、中庭をつくることで、北側の住戸にも光がはいり、明るい空間に。南側の住戸も隣家が迫っているため、窓の大きさや配置に留意して快適性を高めています。
「提案を見て2人で『これはカッコいい!』と。妻は大学で建築を学び、自宅の設計やデザイン、DIYも手掛けているので、妻が気に入ったこともポイントでした」とY氏はおっしゃいます。
竣工半年前から入居の問い合わせが。高い家賃で早期に満室に
住戸のインテリアや設備は奥様がコーディネート。「『この部屋は料理好きの方』など、住む方の暮らしをイメージして住戸ごとにキッチンを変えたり、壁紙も1フロアの5戸はすべて違うものにしました」と奥様はおっしゃいます。
相場より高めの家賃にもかかわらず、竣工の半年前にあたる夏頃には問い合わせが入り始め、年末には満室になるなど、順調な経営をスタートされたY氏。「あまりに早く満室になって驚きました。9年前に他社で自宅を建てたときは、設計の方に要望が伝わらないことが多く、大変な思いをした経験があったので今回も心配していたのですが、今回は1を伝えると10で返してくれてイメージどおりの仕上がりに。安心も外観デザインも備わっている素晴らしい賃貸住宅ができました」との言葉をいただきました。