文化服装学院の1年生の皆さんが、「ベンベルグ」について学びました

2016年9月8日
旭化成株式会社

 2016年9月5~8日、旭化成は、文化服装学院の1年生の皆さんに向けて、再生セルロース繊維「ベンベルグ」(一般名称:キュプラ)についての講義(5日)と展示場見学(6~8日)を行いました。当社では、服飾専門学校、大学生の皆さんを対象に、授業の一環として、「ベンベルグ」についての出前授業や展示場の見学・講義を実施しています。今回の講義と見学は、スカート縫製実習にあたり、裏地として使う「ベンベルグ」について学んでいただくことを目的としています。
 初日の講義では、女性の営業担当者が、「ベンベルグ」の製造方法、機能・特長、使用場面、商品ラインアップなどについて説明しました。また、実際に、「ベンベルグ」の生地の吸放湿性のデモンストレーションや、「ベンベルグ」裏地と他素材の裏地のついたスーツを着用して比較する体験なども行い、洋服の裏地としてすぐれた機能をもつことを体感していただきました。翌日以降は、グループに分かれて、繊維事業本部が運営している『ベンベルグ裏地ミュージアム+(プラス)』を見学し、「ベンベルグ」の歴史や産地、物性・特長、用途例、商品のバリエーションなどを、実物展示や映像を通して学んでいただきました。学生の皆さんは、生地を思い思いに触ってみたり、展示の説明や映像について質問するなど、「ベンベルグ」に囲まれたひとときを過ごしました。

『ベンベルグ裏地ミュージアム+(プラス)』

「ベンベルグ」の製造方法と生地の産地について説明を受ける
「ベンベルグ」の製造方法と生地の産地について説明を受ける
バリエーション豊富な「ベンベルグ」の生地を触ってみる
バリエーション豊富な「ベンベルグ」の生地を触ってみる
以上