内閣府の取り組み「夏のリコチャレ2016」に賛同して、女子高校生向けのイベントを2件、開催しました

2016年8月26日
旭化成株式会社

 当社は、内閣府が中心となって推進している理工系女性人材育成のための「理工チャレンジ(リコチャレ)」に、日本経団連の一員として賛同し、2015年の夏に始まった理工系を志望する女子中・高校生を対象とした「夏のリコチャレ」にも協力して、イベントを実施しました。
 この「理工チャレンジ」は、女子学生の理工系選択やその分野での活躍を支援するための取り組みとして、内閣府と文部科学省、日本経団連(女性の活躍推進委員会)がタイアップし、活動を推進しているものです。
 当社は、2016年も、『“リケジョ”のシゴト、知ろう、触れよう』と題して、8月24日(水)に当社富士支社(静岡県富士市)での研究所見学ツアーと交流会を実施し、また、東京の当社本社では、薬学・ヘルスケア系の仕事内容を紹介して女性研究者と交流するセミナー形式のイベントを、8月26日(金)に開催しました。

8月24日 “リケジョ”研究所ツアー&交流会

首都圏および静岡県の17名の女子高校生および同行を希望された保護者5名が参加しました。
富士支社では、まず旭化成グループおよび富士支社の説明を聞いたあと、「科学・分析のシゴト」と「住まいのシゴト」の2コースに分かれ、それぞれ基盤技術研究所、住宅総合技術研究所を見学。実際に高度な研究機器を自分で操作して解析技術を体験したり、住宅の研究設備の見学とワークショップで住宅の構造や強度について学んだり、と、ふだん接することのない研究設備を活用したプログラムを体験しました。さらに、研究・技術職の女性従業員や女性管理職との交流会では、参加した女子高校生の皆さんが仕事のやりがいや大変さ、家庭・子育て、キャリア形成などについて率直に質問するなど、あちこちで話が盛り上がりました。

8月26日 “リケジョ”セミナー&交流会

9名の女子高校生が参加し、新薬の開発や薬のプロモーションに携わる2名の若手女性研究員の話を聞きました。女性研究員たちは、自分が携わる仕事の紹介はもちろん、今までのキャリア形成の過程で感じたこと、取り組んだこと、仕事のやりがいなどを語りかけました。その後、グループに分かれ交流会を行い、質疑応答を通じて、女子高校生の皆さんは、薬学・ヘルスケア系の仕事についての理解を深めました。

 この「理工チャレンジ」への協力を通じて、当社は、理工系に進学し就職する女子生徒・学生を支援し、企業における女性従業員の一層の活躍を推進していきたいと考えています。

<“リケジョ”研究所ツアー&交流会【科学・分析のシゴト】コース>

実験機器を操作して、分析業務を体験
実験機器を操作して、分析業務を体験
女性研究員との交流会。お茶菓子をつまみながら、盛り上がる
女性研究員との交流会。お茶菓子をつまみながら、盛り上がる

<“リケジョ”研究所ツアー&交流会(【住まいのシゴト】コース)>

ワークショップで、住まいの構造について学ぶ
ワークショップで、住まいの構造について学ぶ
モデルハウスのリビングで寛ぎながら、女性研究者と懇談
モデルハウスのリビングで寛ぎながら、女性研究者と懇談

<“リケジョ”セミナー&交流会>

薬学系の仕事について、女性研究者2名が詳しく説明。
薬学系の仕事について、女性研究者2名が詳しく説明。
女性研究者との交流会。熱のこもったアドバイスを聞く
女性研究者との交流会。熱のこもったアドバイスを聞く
以上