『エコプロ2016』で、グループの環境対応製品・技術・サービスを紹介しました

2016年12月10日
旭化成株式会社

 旭化成グループは、2016年12月8~10日、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催された国内最大級の環境展示会『エコプロ2016』に出展しました。
 『エコプロ2016』には、ビジネスパーソンや一般の消費者、環境学習を行う小・中・高・大学生や教育関係者、官公庁やNPO・NGO関係者など、約16万7千人が来場しました。
 当社グループブースは、現在展開している企業広告シリーズのイメージを活用した、黒と白を基調とするシックで力強いブースデザインとし、環境やエコにおける「問題」に対して、旭化成グループが創り出した「答え」を、展示製品・技術として明確に示す、というコンセプトを掲げました。
 今年の展示は、「オートモーティブ」「エレクトロニクス」「繊維」の3つのテーマで、現代のクルマ社会を支える「オートモーティブ」関連としてエネルギーの効率化や低燃費などに貢献している製品や技術を、「エレクトロニクス」関連としてCO2を検知するセンサーや水銀を使用せずに殺菌できる深紫外LEDを、そして「繊維」では、旭化成が世界で唯一製造しているエコな繊維「ベンベルグ」を、それぞれ展示しました。
 また、これらに加え、環境学習のために来場する小・中学生に毎年好評をいただいている、家族で一緒に取り組めるエコ生活支援インターネットプログラム「EcoゾウさんClub」もPRしました。
 会期3日間で6500人あまりのお客様を当社ブースにお迎えし、実際に体験できるコーナーや、効果が目にみえる実験装置などを通して、旭化成グループならではの優れたものづくりの力で生み出された“昨日まで世界になかったもの”が、環境のためにどのような役割を果たしているか、どのように役立っているか、をご理解いただきました。

旭化成グループブース全景
旭化成グループブース全景
深雪スタジオとのタイアップで、「ベンベルグ」でつくられたコクリコのアートフラワーを展示。
深雪スタジオとのタイアップで、「ベンベルグ」でつくられたコクリコのアートフラワーを展示。
来場者の関心が高かった、クルマのエコに役立つ製品・技術
来場者の関心が高かった、クルマのエコに役立つ製品・技術
来場者の中学生のお子さんに、「EcoゾウさんClub」を紹介
来場者の中学生のお子さんに、「EcoゾウさんClub」を紹介

<出展製品・技術・サービス> ※順不同

  • 「ベンベルグ」
    コットンリンターを原料とした、生分解される再生セルロース繊維
    (一般名称:キュプラ)
  • オートモーティブ関連製品・技術
    「エネルギーの効率化」「低燃費の実現」「運転の安全性」をテーマに展示。
    • エネルギーの効率化及び車体の軽量化に役立つアクリル樹脂
      「デルペット」
    • 電気自動車のリチウムイオン二次電池に不可欠な部品であるセパレータ
      「ハイポア」「セルガード」
    • 電池の部品に使われている難燃性・電気特性・寸法安定性にすぐれた機能樹脂
      「ザイロン」
    • エコタイヤの素材として使われている合成ゴム
      旭化成S-SBR
    • 自動車部品を、軽量化して設計できる技術
      プラスチックCAEシステム
    • リチウムイオン二次電池を始め自動車部品に広く使え、軽量化に寄与する発泡ビーズ
      「サンフォース」
    • 窓ガラスの温度を検知し、最適な車室内温湿度を維持させる技術
      曇り止めセンサー
    • 運転手の体調を非接触でリアルタイムに把握する技術
      非接触脈拍センシング技術
  • 赤外線センサー
    CO2の濃度を高速で検知・測定できるセンサー。
  • UVC-LED
    深紫外LED。殺菌効果のある発光ダイオード。長寿命・小型化で、環境負荷も低減する。
  • 「EcoゾウさんClub」
    家庭での電力・ガス・水道などの使用量、ゴミの量などをインプットすると、1ヶ月にどれだけの量のCO2を排出しているか算定できるなど、省エネ活動を“見える化”でき、省エネの取り組みの進め方がわかる、家族で取り組むインターネットプログラム。
以上