新規抗真菌薬のライセンス契約締結について

2016年9月15日
旭化成ファーマ株式会社

 旭化成ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 一良、以下「旭化成ファーマ」)は、Basilea Pharmaceutica International Ltd.(本社:スイス バーゼル市、CEO: Ronald Scott、以下「バジリア」)と、このたび、バジリアの新規抗真菌薬である「isavuconazole」(イサブコナゾール)について、日本国内における独占的開発権および販売権を旭化成ファーマが取得するライセンス契約を締結しましたのでお知らせします。

 今後、旭化成ファーマは日本国内における「isavuconazole」の開発をPhase 1試験より開始します。

 「isavuconazole」はアスペルギルス症やムーコル症といった深在性真菌症に対する治療薬であり、今回の契約によって、旭化成ファーマは重点領域の一つと位置づけている救急・集中治療領域におけるパイプラインのより一層の充実を図ります。

<バジリア社の概要>

  1. 社名
    Basilea Pharmaceutica International Ltd.
  2. 本社
    スイス バーゼル市
  3. CEO
    Ronald Scott
  4. 事業内容
    Basilea Pharmaceutica Ltd. (本社:スイス・バーゼル市、CEO: Ronald Scott)の、研究、開発、販売を行う子会社として2000年に設立。細菌感染症や真菌症、癌の各領域において、生命に危険を及ぼす重篤な疾患におけるメディカルニーズに対応する製品を開発しています。
以上