創薬研究公募の実施について
旭化成ファーマ株式会社
旭化成ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:青木 喜和、以下「当社」)は、オープンイノベーションの取組みの一環として、国内の大学や研究機関、企業の皆さまとの協業による医薬品の研究開発を促進するために、昨年度と同様に、今年度も創薬に関する研究の公募を実施しますので、お知らせします。
今年度は2019年1月7日12:00(日本標準時)~2019年2月8日17:00(日本標準時)を公募期間とし、「慢性疼痛」、「自己免疫疾患」、「救急領域」、「骨・軟骨領域」における創薬シーズや技術と「薬物動態・毒性予測」、「製剤技術」をはじめとするさまざまな創薬基盤技術を広く募集し、共同研究や研究育成、適応疾患探索の可能性について検討させていただきます。詳細は下記の当社ウェブサイトをご覧ください。
当社は国内外からの導入や提携のより一層の推進・強化を図るために、2016年10月にオープンイノベーション部を新設し、前臨床段階までの新薬候補化合物や創薬に関する最先端技術の導入、提携、および共同研究などのオープンイノベーション活動を推進しています。
当社はこれからも創薬や技術研究のフィールドで、世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献してまいります。
【募集概要】
募集内容、応募方法など詳細については、下記の当社ウェブサイトをご覧ください。
<旭化成ファーマオープンイノベーション・公募サイト>
https://www.asahikasei-pharma.co.jp/a-compass/jp/
- 1.応募対象者
日本国内の大学や研究機関、企業などに所属する研究者
- 2.応募対象疾患・領域
- 慢性疼痛領域における創薬シーズと化合物評価技術、新規動物モデル等の新規創薬技術
- 自己免疫疾患領域における創薬シーズ
- 救急領域における創薬シーズ
- 骨・軟骨領域における化合物評価技術、新規動物モデル等の新規創薬技術
- 有機合成技術、構造解析技術、膜タンパク質のモデリング手法等
- 中分子化合物の経口吸収技術、副作用予測のin silico技術等
- ペプチド、タンパク質製剤の保存、徐放技術等
- 弊社化合物を用いた適応疾患探索
- 3.研究費・研究期間
- 研究費
- 1案件につき年間500万円を上限に個別に決定
- 研究期間
- 原則1年間
- 4.スケジュール
- 募集期間
- 2019年1月7日12:00(日本標準時)~2019年2月8日17:00(日本標準時)
当社ウェブサイトの応募フォームよりご応募ください。
(応募フォームは2019年1月7日12:00からアクセス可能となります。)
- 1次選考期間
- 公募締め切り後1カ月間
応募いただいた書面をもとに選考します。
- 2次選考期間
- 秘密保持契約締結後2カ月間
共同研究計画の策定に必要な情報と面談により選考します。
- 共同研究の開始
- 契約締結後、順次開始します。
- 5.選考結果
- 1次選考結果
- 2019年3月11日までに応募者にE-mailにてご連絡します。
- 2次選考結果
- 2次選考を開始後2カ月以内に応募者にE-mailにてご連絡します。
なお、採択件数などについては、当社ウェブサイトで公開する予定です。
- 6.選考基準
募集テーマとのマッチング、当社の創薬研究プロジェクトとのコンフリクト、研究内容の独創性や有用性、研究計画の実現性等を総合的に判断し採択案件を決定します。