当社の製品素材を用いた新しい“いけばな”を制作・展示

2018年11月5日
旭化成株式会社

 旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小堀 秀毅、以下「当社」)は、草月文化事業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:勅使河原 茜、以下「草月流」)との共創により、当社の製品素材を応用した“いけばな”『インスピレーションの結晶』を制作しましたのでお知らせします。

1.背景

 当社は技術と芸術の融合による新事業創出を目指し、草月流との共創を進めてきました。この取り組みは、従来型の数値性能で表す工業的指標ではなく、「きれい」「ここちよい」といった気持ちを表現する感覚指標に基づく、”新しい研究開発手法”への試みです。

2.概要

 今回当社は、当社が持つ繊維・樹脂・フィルム・分離膜の先端素材を草月流に提供し、草月流は、それらを応用して“いけばな”作品として制作しました。本作品には以下の当社製品素材が使用されました。

3.今後の展望

 当社は今回の新たな取り組みを通じて新たな視点での製品プロモーションや、潜在顧客の掘り起こしを模索していきます。

 今後も技術と芸術の共創という考え方を世に発信することで、これまでとは異なる事業領域のパートナーとの出会いを促進し、新しい研究開発手法のきっかけの創出に取り組んでまいります。

参考写真

『インスピレーションの結晶』(デザイン/草月流 伊藤佑飛)

<本作品は、日比谷三井タワー30階の「旭化成受付エリア」に、約1カ月間展示されます。(2018年11月5日~12月7日)>
※一般の方の観覧、見学はお断りいたします。

<いけばな草月流について>

草月流は、従来のいけばなに疑問を持ち、「個性」を尊重した自由な表現を求めた初代・勅使河原 蒼風家元によって、1927年に誕生しました。「いつでも、どこでも、だれにでも」、そしてどのような素材を使ってもいけられるのが草月流。現在は、第四代・勅使河原 茜家元のもと、「型」にとらわれることなく、常に新しく、自由にその人の個性を映し出す流派として、世界中で親しまれています。

一般財団法人草月会・草月文化事業株式会社
〒107-0052 東京都港区赤坂7-2-21 草月会館3階

以上