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安全・安心な街づくり

基本的な考え方

私たちは、お客様のいのちを守り、くらしを豊かにし、人生を支える「LONGLIFE」の考えに基づき、周辺地域を含めた安全・安心なくらしの実現に取り組んでいます。災害発生時に安全な住まいの提供とその維持管理だけでなく、防犯対策や地域コミュニケーションの活性化など、人々の暮らしを支え続けられる街づくりを目指し、今後も取り組みを進めていきます。

子育て共感賃貸住宅「ヘーベルメゾンBORIKI」でグッドデザイン賞を受賞

子育て共感賃貸住宅「ヘーベルメゾン BORIKI」は、地縁が薄く孤立しがちな子育て世帯に、子育てしやすい環境を提供する賃貸住宅です。自然な交流を促す空間設計と、入居前後のサポートやサービスにより、子育ての喜びや悩みを共感できるコミュニティ形成を促進し、親と子どもが笑顔で成長できる環境をデザインしています。

これらの建物とサービスの品質は、設計・施工から入居管理・運営を旭化成ホームズグループで行うことで維持担保しています。建物・共用部などのハード面にとどまらず、入居者間の交流を生むためのソフト面の取り組みで新たな共助の仕組みづくりに挑戦している点が評価され、2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。今後も、オーナー様の想いや土地の歴史・特徴などを生かした子育て共感賃貸住宅の建築計画を通じて、オーナー様と共に地域に貢献していきます。

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ニュースリリース(2024.10.16)

シニア向け賃貸住宅「ヘーベルVillage」で警察官による特殊詐欺被害防止セミナー実施

全国の特殊詐欺被害の約8割は70歳以上の高齢者が占めています。高齢者の安全な暮らしの確保は、今や社会全体の喫緊の課題となっています。シニア向け賃貸住宅「ヘーベルVillage」では入居者にとって安全・安心な住まいの実現を目指し、特殊詐欺被害から入居者を守るための取り組みを実施しています。​2024年4月には、当社社員11名が警視庁より「特殊詐欺被害防止アドバイザー※」を受嘱し、啓発のチラシ配布を通じた情報発信や警察官による特殊詐欺被害防止セミナーなどの活動を順次開催しています。​セミナーでは地域の被害状況や具体的な手口を共有し、入居者の警戒意識を高めるとともに、通話録音機の無償提供などの対策を紹介しています。​今後も警視庁との連携を深め、入居者同士のコミュニケーションを促進しながら、特殊詐欺被害の未然防止に努め、安全・安心な暮らしの提供を継続してまいります。

※特殊詐欺の被害に遭いやすい高齢者を対象に、自主的な広報啓発活動や未然防止活動を行う企業・団体等に対し、警視庁から委嘱されるもの

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警視庁特殊詐欺被害防止アドバイザー受嘱式の様子
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配布チラシの一例

堺市マンション建替事業 ~段階的施工方式による仮住まい負担軽減~

堺市の新金岡駅エリアは、昭和40年代を中心に公的賃貸住宅や分譲住宅団地が多く建てられました。それから50年以上が経過し策定された「堺市都市計画マスタープラン」においては、地下鉄御堂筋線による交通利便性を活かし、居住機能に加えて商業、子育て、医療、福祉、交流などの機能を誘導し、緑と利便性を活かした定住魅力のある拠点の形成が求められています。新金岡C住宅団地はこうしたエリアにあること、建物の老朽化や空き家の増加で管理組合の維持管理活動が困難になる等の課題を抱えていることから、堺市域内の新住宅市街地開発事業内で初の建替えを行うことになりました。

本事業は232戸の大規模な建替えであるため、区分所有者の仮住まいの負担を軽減するために敷地を2つに分ける段階的施工を行います。団地外への仮住居を最小限に抑え、経済的・精神的負担軽減を図ります。また後工区の敷地を「保留敷地」として参加組合員に売却することで、マンション建替事業の早期完了、建替組合の早期解散を実現します。

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ニュースリリース(2024.9.19)

あしたの杜コミュニティZEHの取り組み

旭化成ホームズと旭化成リフォームは、レジリエンス強化の協働テーマとして、静岡県富士市の旭化成ホームズ分譲地「あしたの杜」と旭化成社宅「サントピア」を中心に、コミュニティZEH※の取り組みを実施しています。災害発生時に関連部署が速やかにかつ効果的に対応できるよう、体制、各部署の役割、具体的な行動について「『あしたの杜』災害対応マニュアル~コミュニティZEH編~」にとりまとめ、毎年の災害訓練で保守体制及び設備動作の確認を行い、非常時に備えています。2024年度は10月に台風を想定して、通報から停電時のEV(電気自動車)充放電設備運用までを一連で行う総合訓練を実施しました。

コミュニティZEHでは、災害発生時に旭化成リフォーム静岡営業所からEVを派遣し、分譲地内のヘーベルハウス3戸から太陽光発電による余剰電力を集め、EVを介して隣接する旭化成社宅に電力供給することで、一つのコミュニティとして周辺の地域住民にも電力を融通します。地域と協力した活動を通して、今後も安全・安心な街づくりを継続していきます。

※自然災害等に伴う長期停電リスクを回避可能な住宅(ZEH+またはZEH+R)等から発生する太陽光発電等の余剰電力を地域住民に提供できるコミュニティ

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引渡し後のお客様満足度(CS)向上

旭化成ホームズが掲げるALL for LONGLIFEの実現には、ヘーベルハウス・ヘーベルメゾンの引渡し後も含めた、長期的なお客様の満足が欠かせません。そのため、引渡し後も建物引渡時の品質向上をはじめ、各事業部門の担当が連携してお客様に寄り添い続けるなど、お客様のニーズに即したLONGLIFEサービスを提供してきました。

その結果、2019年度には、引渡し時80%・引渡し1年時72%だったお客様満足度(CS)が、2024年度はいずれも85%という高い評価をいただくまでに向上しました。さらに、2024年5月からは業界初となる築30年以上の住宅を対象とした満足度調査を開始しました。築年数を重ねても変わらぬ満足をお届けするため、ALL for LONGLIFEの理念のもと、お客様の声に耳を傾け、継続的な改善活動によるお客様満足向上を推進していきます。

高品質で安全な製品の提供 アフターサービス活動

旭化成ホームズのアフターサービスは、「へーベリアンセンター」と「ホームサービス課」が担っています。へーベリアンセンターはお客様からのご連絡窓口として年間33万件を受電し、お客様の困りごと解消をお手伝いしています。

一方、ホームサービス課は年間約6.6万件の定期点検を実施し、安全上の問題や将来的な不具合を未然に防ぎ、お客様に安心で快適な生活を提供しています。旭化成ホームズによって建てられた築30年以上の住宅における長期点検実施率は2024年度実績で約7割となっており、2023年度実績の約6割よりさらに高い実施率となりました。今後も、点検実施率の向上と適切なメンテナンス工事の提案と実施により、お住まいの資産価値を守ることに加え、くらしを豊かにするためのさらなる価値提供が出来るアフターサービスを推進します。

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築40年以上ヘーベルハウス・ヘーベルメゾンの外装メンテナンスの実施

昨今の異常気象によって過酷な環境にさらされている外装は、メンテナンスの重要性が高まってきています。住宅に長期間安心してお住まいいただくためには、適切なメンテナンスが欠かせません。当社独自のメンテナンスプログラムに沿った定期点検では、築年数に応じた個別の診断を行うことで、お客様に安心して住み続けていただくためのサポートをしています。そのため、築40年以上の住宅における外装メンテナンスの実施率は2024年度実績で67%と、多くのお客様にご利用いただいています。

また、現在建築するヘーベルハウス・ヘーベルメゾンで使用しているシート防水・シーリング・外壁塗装の技術は、旭化成ホームズグループとサプライヤーが協働開発した30年間の耐久性を有するものです。ヘーベルハウス・ヘーベルメゾンの性能を長期にわたり維持するため、メンテナンスの周期が長くなりお客様のご負担も軽減されています。今後も定期点検や、長期にわたるメンテナンスのサポートを継続することで、お客様の安全・安心なくらしに貢献します。

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ヘーベリアンとHEBEL HAUSを繋ぐWebプラットフォーム
「HEBELIAN NET.(ヘーベリアンネット)」

旭化成ホームズでは、戸建て住宅ヘーベルハウスや賃貸住宅ヘーベルメゾンのオーナー様のことを、敬意と親しみを込めて「ヘーベリアン」とお呼びしています。ヘーベリアンの皆様とオンラインでつながり、常に見守り、寄り添うためのWebプラットフォーム「HEBELIAN NET.」を運営し、「安心で豊かなくらし」をサポートする情報を掲載、発信しています。現在、全国で約20万人のHEBELIAN NET.会員の方々に利用いただいています。

HEBELIAN NET.では建物の定期点検のWeb予約や履歴確認、お困りごとの問い合わせ等の住まいのサポートを行っています。2024年度には独自のIoT防災情報である「LONGLIFE AEDGiS」に「災害時コミュニケーションサービス」※1を追加し、自宅の自己点検機能や、旭化成ホームズへの被害状況の共有機能など、災害時にもオンラインを通じてつながる安心をお届けしています。加えて、ペットとともに暮らすへーべリアンの皆様に寄り添うため、「保護犬猫譲渡会」イベントのレポート、ペット健康相談室やペット保険のサービス紹介など、ペットに関する情報をまとめた「ペットポータル」を公開し、「HEBEL HAUS with PET」の推進もしています。※2これからも旭化成ホームズは、ペットとヘーベリアンの安全・安心な暮らしと充実した人生に寄り添い続けます。

※1ニュースリリース(2024.9.5)

※2 旭化成ホームズは公益社団法人「日本愛玩動物協会」がマンションや住宅などの関係者に対して、ペット共生住宅の実現を願って実施している「ペット共生マンションの適正化推進プロジェクト」に賛同し、「ペットフレンドリーホーム宣言」を行っています

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https://www.jpc.or.jp/mansion/declaration/

良質な中古市場を形成する「ストックヘーベルハウス」

旭化成不動産レジデンスでは、中古のへーベルハウスをストックヘーベルハウスとして売買仲介することで、良質な中古住宅市場の形成を目指しています。同社は旭化成ホームズが開発・特許を取得した建物の残存価値を正しく評価する独自の査定システム「ロングライフ査定」を採用しています。この査定システムでは、構造躯体の耐久性の高さと適切なメンテナンス履歴を考慮した評価が可能なため、建物の資産価値を正しく査定することができます。ヘーベルハウスの資産価値が下がりにくいことが証明できるだけでなく、大手住宅メーカー10社で設立した「一般社団法人優良ストック住宅推進協議会(スムストック)」でも活用されるなど、良質な中古住宅市場の形成に貢献している技術です。

また、同社が購入したストックヘーベルハウスを旭化成リフォームがリノベーションし、建物資産価値を向上させて再販売する買取再販事業にも積極的に取り組んでいます。

今後も、このような取り組みを通して、次の所有者に確かな住み心地と高い満足度を提供することで、空き家増加による地域安全への不安を解消し、「住み続ける」「引き継ぐ」「住み継ぐ」の循環を促していきます。

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