私たちは、環境活動への対応を社会全体の優先的な課題と考えています。再生可能エネルギーを確保し有効活用すること、防災力の高い住宅の提供や地域社会も含めた災害復興など、気候変動の緩和と適応に努めるだけでなく、生物多様性の保全にも継続的に取り組んでいきます。
旭化成ホームズグループ 環境方針
私たちは、「お客様のいのち、くらし、人生」を支えるLONGLIFEな事業活動を通じて、サステナブルな社会を実現するために、次世代に豊かな地球環境を引き継ぎます。
1.脱炭素社会とレジリエンスの推進 ⚫︎ 住宅のライフサイクル及び事業活動の脱炭素化を推進し、再生可能エネルギーを有効に活用することによって気候変動の緩和に貢献します ⚫︎ 自然災害から「いのち」と「くらし」を守るレジリエントな住まいを提供します
2.サーキュラーエコノミーの実現 ⚫︎ ロングライフな住宅の提供によって、建築から発生する廃棄物を削減します ⚫︎ 限りある資源を有効に活用するとともに、リサイクルを進めることによってサーキュラーエコノミーの実現に貢献します
3.ステークホルダーと共に進める自然共生 ⚫︎ 生物多様性の保全における知見をより高め、ステークホルダーと共に豊かな自然と調和する暮らしの実現を目指します
With Environment
豊かな自然環境の保全とより良い環境の創造

マテリアリティ | KPI | 2023年度 実績 |
2024年度 目標 |
2025年度 目標 |
関連する取り組み |
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気候変動の緩和
気候変動への適応 エネルギー消費量の削減 |
ZEH率 | 88% | 90% | 90% | ヘーベルハウス・ヘーベルメゾンのZEH・ZEH-M |
ZEH-M率 | 75% | 80% | 85% | ヘーベルハウス・ヘーベルメゾンのZEH・ZEH-M | |
ATLASおよびATLASリベルタZEH率 | 25年度竣工物件:
83.3% 26年度竣工物件: 100% |
― | 100% | ATLASのZEH-M | |
サプライヤーエンゲージメント | 48.2% | 50.0% | 60.0% | 国際イニシアチブへの加盟 | |
配送効率化 | 達成 | △2.0% | △2.0% | 長距離輸送の脱炭素化 | |
卒FIT買取率 | 67.0% | 70.0% | 70.0% | 特集:RE100の取り組み | |
RE100達成 | 100% | 100% | 100% | 特集:RE100の取り組み | |
社有車電動化 | 69.6% | ― | 70.0% | 社有車の電動化 | |
既存住宅太陽光設置数 | 640件 | 800件 | 1000件 | 既存住宅への太陽光発電設備の設置 | |
断熱改修工事件数 | 347件 | 500件 | 700件 | リフォームで脱炭素社会の実現を推進 | |
持続可能な資源の利用 | 新築廃棄物リサイクル率 | 100% | 100% | 100% | 新築産廃ゼロエミッション |
生物多様性の保全 | まちもり採用率 | 30.5% | ― | 50.0% | 「まちもり®」の推進 |
気候変動を始めとした環境問題に取り組み、
豊かな地球環境を次世代に引き継ぎます。

執行役員 サステナビリティ企画推進部長
サステナブル推進担当
武藤 一巳

気候変動をはじめとする地球規模の環境課題への対応は全世界が継続的に取り組むべき重大なテーマであり、旭化成ホームズグループも創業以来、環境に配慮した事業活動に取り組んできました。脱炭素においては、2023年度にRE100を達成しました。ZEH・ZEH-Mの普及推進により、住まいを通じた環境配慮に取り組む、建築現場使用電力をヘーベルハウスやメゾンのオーナーから買い取った再生可能エネルギーに切り替えるなど、お客様と共に課題解決に向けて取り組んできた結果が、RE100達成につながったと考えています。
また、その他の環境課題に対しても、産業廃棄物のゼロエミッションなどの循環型社会に向けた取り組みや、「あさひ・いのちの森」「まちもり®」計画といった生物多様性の保全活動をさらに加速させ、持続可能な社会の実現に向けて努力を続けていきます。
この先もお客様をはじめとしたステークホルダーの皆様と事業活動を通じて、環境保全に配慮した施策を展開し、次世代に豊かな地球環境を引き継いでいくとともに、環境貢献のリーディングカンパニーを目指していきます。
環境データ
マテリアルバランスシート
旭化成ホームズグループの開発・設計、工場生産、輸送、施工・解体、居住のライフサイクルにおける環境負荷を算出し、環境配慮の取り組みの指標の一つとしています。

※ヘーベルハウス・へーベルメゾンの新築請負工事が対象