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知的財産権の有効活用

基本的な考え方

私たちは、「高度化する事業の利益を守り、かつ、事業の価値の最大化を実現する」ことを目指しています。当社事業価値の源泉であるコア技術やブランドなどの知的財産を含む無形資産を、社会動向・ニーズをとらえることにより戦略的に創出、管理および活用し、企業価値の向上につなげていきます。

知的財産の創出と活用

旭化成ホームズグループは、日々、技術改革に取り組むとともに、旭化成グループの「発明奨励制度」「知的財産権管理規程」などに基づき、知的財産の創出と活用に関する活動を積極的に推進しています。安全性・耐久性・居住性などへーベルハウス・へーベルメゾンの性能を支えるコア技術「シェルター技術」をはじめ、家族構成に応じた住まい方などの「住ソフト技術」、サステナビリティに貢献する「CO₂排出削減技術」、さらにはDXを活用した「ウェルネス、サステナビリティ、生活、レジリエンス関連サービス」などの実施技術を中心とした特許出願の強化を図っており、2023年度現在で約750件にのぼる国内特許権を取得しています。

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IPランドスケープを活用した事業・開発・知財戦略の高度化

旭化成グループでは、知的財産(Intellectual Property)に関する情報を収集・解析して事業戦略に役立てる「IPランドスケープ」に注力し、事業の優位性確保や新事業の創出、M&Aを含めた経営判断に活用していくことを、中期経営計画における無形資産活用戦略の柱のひとつに位置付けています。

旭化成ホームズグループでも、IPランドスケープを活用し、社会のニーズと事業の優位性の双方を満たす事業・技術の開拓につなげています。例えば、「レジリエンス」という社会ニーズに対応する当社技術として、防災情報システム「LONGLIFE AEDGiS」があります。その開発にあたっては、レジリエンス関連技術を含む特許群の俯瞰図を作成して、BCPや災害時コミュニケーション領域における解析を実施しました。その結果を踏まえ、技術開発戦略や知財戦略のブラッシュアップと新たなレジリエンス関連技術(事業コア技術にDXを応用)の知的財産権の確保に活用しています。

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レジリエンス関連技術を含む特許俯瞰図
(一部社内情報を含むため不鮮明にしています)
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LONGLIFE AEDGiS 地震被害推定システムの作動フロー図
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