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安全・安心な街づくり

基本的な考え方

私たちは、お客様のいのちを守り、くらしを豊かにし、人生を支える「LONGLIFE」の考えに基づき、周辺地域を含めた安全・安心なくらしの実現に取り組んでいます。また、災害発生時にも迅速に対応し、人々の暮らしを支え続けられるような街づくりを目指し、今後も取り組みを進めていきます。

第10回ジャパン・レジリエンス・アワード2024年最優秀賞受賞
「マンション建替え研究所」

旭化成不動産レジデンスは、多くのマンションの建替えを支援する中で社会全体が、高経年マンションの再生にかかわる知見が不足していることを痛感し、業界に先駆けて2011年に「マンション建替え研究所」を設立しました。マンション建替え研究所では、マンションの建替えに関するシンクタンクとして、情報を収集・分析し発信しています。多くの実績の中で蓄積した経験を活かして、マンション建替え実践講座を定期開催(これまでで延べ約970組2,200名の管理組合・管理会社が参加)するとともに、建替えの相談対応など、さまざまなケースの建替えをサポートしています。建替えの実現数は全国でわずか282件ですが、旭化成不動産レジデンスはこれまで48件の建替えに参画し(2024年4月末時点)、その実現に寄与しています。

「マンション建替え研究所」は、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会主催の「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2024」において「最優秀賞」を受賞しました。

ジャパン・レジリエンス・アワード2024年

※出典:国土交通省 マンションに関する統計・データ等(2023年3月時点)

国土交通省

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迅速な合意形成支援により熊本地震の被災から5年3か月で建替えを実現
アトラス上熊本
(ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2021 「最優秀賞」受賞)

ニュースリリース(2024.4.24)

旭化成マンション建替え研究所

「アトラスタワー白金レジデンシャル」竣工

アトラスタワー白金レジデンシャルの従前の建物は、1981 年に竣工した投資用の分譲マンションで、建替え決議時点で半数以上が賃貸利用で占めていました。外部居住の区分所有者が多いことから、建替えの検討を推進する合意形成活動が非常に難しい状況でした。一方で建物を継続利用するためには、新耐震設計基準に対応していないことや耐震壁の設置等により建物の利用に制約が出ること、床遮音性の不足、給排水管の劣化等、改善が困難な課題が多数ありました。

そのため、管理組合理事会が主体となって、建物の状況と建替えの必要性を区分所有者に根気強く伝え続けることで理解を深めた結果、最終的に区分所有者 81 名全員が建替え参加者となり、「マンションの建替え等の円滑化に関する法律」による組合施行で建替えるに至り、2023年9月に竣工しました。

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Before
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After

ニュースリリース(2023.9.28)

あしたの杜コミュニティZEHの取り組み

旭化成ホームズと旭化成リフォームの協働テーマとして、静岡県富士市の旭化成ホームズ分譲地『あしたの杜』と旭化成社宅『サントピア』を中心とした、コミュニティZEHによるレジリエンス強化の取り組みを実施しています。災害発生時に関連部場が速やかにかつ効果的に対応できるよう、体制、各部署の役割、具体的な行動について「『あしたの杜』災害対応マニュアル~コミュニティZEH編~」にてとりまとめ、毎年災害訓練を実施しており2023年度は7月20日に実施しました。災害発生時には旭化成リフォーム静岡営業所よりEV(電気自動車)を派遣し、分譲地内のZEHヘーベルハウス3戸と隣接する旭化成社宅を一つのコミュニティとし、周辺の地域住民に対して電力を融通する計画です。静岡県富士市と連携し「江川地区豊かな暮らし空間創生住宅整備事業」として、富士市への移住・定住住み替えの促進、災害時の支援などの地方創生に関しての包括協定を結ぶなど、地域との密接なつながりを持ちます。今後も安全・安心な街づくりを地域と協力し活動を継続していきます。

※コミュニティZEH:自然災害等に伴う長期停電リスクを回避可能な住宅(ZEH+またはZEH+R)等から発生する太陽光発電等の余剰電力を地域住民に提供できるコミュニティ

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ニュースリリース(2017.9.6)

入居時のお客様満足(CS)向上

旭化成ホームズでは、お客様の入居時に、打ち合わせ~引き渡しまでの担当者の評価、設計内容や工事の進め方、出来栄えなどの評価をいただくアンケートを実施しています。いただいたご意見をもとに、より良い商品やサービスの提供を目指しています。

安全・安心な住まいを通しお客様にご満足いただくためには、提供した商品やサービスについて、品質が確保され、常に期待した通りの基本性能が発揮されることが求められます。そのため私たちは、工場や施工現場をはじめ、あらゆる場面で品質管理に努めています。また、ご入居後のお客様の声を継続的に伺う活動や、施工現場からの意見を取りれる「改善提案制度(A-KAIZEN)」も品質・CS向上に貢献しています。今後も改善活動を継続しCS向上を推進していきます。

アフターサービス活動

旭化成ホームズのアフターサービスは、「へーベリアンセンター」と「ホームサービス課」が担っています。へーベリアンセンターはお客様からのご連絡窓口として年間33万件を受電し、お客様の困りごと解消をお手伝いしています。一方、ホームサービス課は年間約6.4万件の定期点検を実施し、安全上の問題や将来的な不具合を未然に防ぎ、お客様に安心で快適な生活を提供しています。現在、築30年以降の長期点検実施率は約6割となっています。今後も、点検実施率の向上と適切なメンテナンス工事の提案と実施により、お住まいの資産価値を守ることに加え、くらしを豊かにするためのさらなる価値提供ができるアフターサービスを推進します。

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築40年以上HEBEL HAUSの外装メンテナンスの実施

長期間安心してお住まいいただくためには住宅の適切なメンテナンスは欠かせません。特に昨今の異常気象によって過酷な環境にさらされている外装は、メンテナンスの重要性がより高まっています。例えば、防水シートの性能は徐々に向上していますが、実際の張り替え時期は建築した年代や建物の環境によっても若干前後するため、メンテナンスプログラムに沿った定期点検時に個別に診断しています。また、旭化成ホームズグループとサプライヤーにて協働開発したシート防水・シーリング・外壁塗装の技術は30年間の耐久性を有し、HEBEL HAUSの性能を長期にわたり維持します。メンテナンスの周期が長くなるため、お客様のご負担も軽減されます。今後も長期間ご使用いただける商品・サービスの提供と長期にわたるメンテナンスのサポートを継続し、お客様の安全・安心なくらしに貢献します。

良質な中古市場を形成する「ストックヘーベルハウス」

旭化成不動産レジデンスでは、中古のHEBEL HAUSをストックヘーベルハウスとして売買仲介し、より良質な中古住宅市場の形成を目指しています。そこで、取引される住宅を評価する際には、旭化成ホームズが開発し、特許を取得した中古住宅の建物査定システム(ロングライフ査定)を採用しています。この査定では、構造躯体の耐久性の高さと適切なメンテナンス履歴を考慮して建物の残存価値を正しく評価するため、HEBEL HAUSの資産価値が下がりにくいことが証明されます。このような取り組みを通して空き家増加による地域安全への不安を解消し、『住み続ける』『引き継ぐ』『住み継ぐ』の循環を促します。

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ロングライフ査定と一般建物査定の比較イメージ
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ストックヘーベルハウス

くらしの情報プラットフォーム「HEBELIAN NET.(ヘーベリアンネット)」

旭化成ホームズでは、戸建て住宅ヘーベルハウスや賃貸住宅ヘーベルメゾンのオーナー様のことを、敬意と親しみを込めて「ヘーベリアン」とお呼びしています。全国約18万人のHEBELIAN NET.会員の皆様とオンラインでつながり、常に見守り、寄り添うために「HEBELIAN NET.」を運営し、「安心で豊かなくらし」をサポートする情報を掲載しています。

HEBELIAN NET.を通して、建物の定期点検の予約や履歴確認、困りごとの問い合わせ等の住まいのサポートに加え、災害時には警報情報や設備復旧方法などの発信や、被害状況の申告受付など、オンラインを通じたコミュニケーションにより、つながる安心をお届けしています。また、オンライン介護相談や、相続や確定申告のWEBセミナーなどのサービスも拡大しており、HEBELIAN NET.を「LONGLIFEを支えるプラットフォーム」として活用することで、長きにわたってお客様の安全・安心な暮らしと充実した人生に寄り添い続けます。

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HEBELIAN NET.

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