膜ろ過とは

分離技術の中の"膜ろ過"について簡潔にご説明します。

膜ろ過とは

中空糸膜とは

中空糸膜とは、ストロー状の中空糸多孔質体で、その多孔質壁を分離膜として用いるものです。多孔質体の形状によってRO膜からUF膜、MF膜など様々な分離膜として実用化されています。
マイクローザ®では中空糸UF膜、中空糸MF膜をモジュール化した製品を取り扱っています。

中空糸膜ろ過とは

中空糸膜を用いてろ過操作を行うことを中空糸膜ろ過と言い、浄水、下水処理などの水処理や、食品、医薬品などの工業プロセスで用いられています。
中空糸膜を用いたろ過の主な利点は以下の通りです。

  • 単位体積当たりのろ過膜面積を大きくとれるので、ろ過設備をコンパクトにすることが可能。
  • 膜面に平行な流れを与えながらろ過するクロスフローろ過で、膜面の閉塞を抑制しながら連続的にろ過が可能。
  • 平膜では難しい、逆流洗浄で定期的に膜面の堆積物を除去しながら連続的にろ過が可能。
  • 砂ろ過や珪藻土ろ過と違い、ろ過精度が常に一定なので、安定したろ過品質を得ることが可能。
  • 膜ろ過設備を自動化することによって無人運転が可能。

ろ過や分離に関する課題解決のヒントはこちら

旭化成のろ過・分離向け中空糸膜 マイクローザ®は、医薬、製薬用水、食品、化学、半導体はもちろん、電力、水道、工業用水など、あらゆる分野のさまざまな用途で活躍しています。マイクローザ®の用途や業界ごとの解決策や導入事例をこちらからご覧ください。

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